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僕のヒョンは最強様〜Y-side 出会い編・6~

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~Y-side 出会い編・6~







チャンミンの返事を待っているとチャンミンの同期がチャンミンを呼んだ
「チャンミン電話」
同期がチャンミンに携帯を見せると
「すみません先輩…」
チャンミンはそう言ってペコりと頭を下げ立ち上がって俺と一瞬視線を合わせ
「すみません…」
もう一度小さく呟き携帯を持って足早に席を離れて行った
俺はお前から«すみません»て言葉を何度聞かされてるんだろ···
「チャンミン電話?」
先輩がチャンミンの後ろ姿を見つめながら呟いた
「そうみたいですね」
「誰から?」
先輩の問いかけに俺は分からないってジェスチャーする
「俺が知ってるわけないじゃん」
「そりゃそうだよな」
先輩はそう言って笑った
しばらくするとチャンミンが戻ってきた
「すみません…用事が出来たのでこれで失礼させていただきます」
みんなに深々とお辞儀して帰る支度を始めた
「誰からなんだよ~」
先輩がチャンミンに聞いている
「学部の違う同期です···今じゃないと時間が無理みたいで…すみません」
申し訳なさそうに話すチャンミン
用事ができたのなら仕方ないけどお前が居るから食べに来たのに
俺のテンションは一気に下がった
「戻ってこれない?」
先輩がチャンミンに聞くと首を左右に振っている
「すみません…何時になるかわからないので」
「そっか~…じゃあまた飯食おうな」
チャンミンの肩をポンポンとしながら先輩は話している
「はい…」
チャンミンは先輩に軽くお辞儀して店を出て行った
俺はただチャンミンの後ろ姿を見送るだけ
「チャンミンにも断られちまって可哀想なユノ…俺がお前ん家行こうか?」
同期が俺に声を掛ける
「お前が来んの?…お断りだな」
「なんだよ~…女にも男にも断られ冷えちまってるお前の心を温めてやろうと思ったのに」
クスクス笑いながら話す同期をジロっと見つめる
「冷えてる?…諦めてもいないし全く冷えてませんけど」
「へぇ~…お前マジで惚れたんだなその相手に」
俺は親指を立てて同期に向かって微笑んだ
「お前···なんでチャンミン誘ったんだ?」
同期が不思議そうな顔して言う
「俺と一緒の研究してるって聞いたからちょっと話してみたかったんだよ」
俺の言葉を聞いて同期は何度か頷いた
「なるほど…研究バカ同士話しまくろうとしたわけか」
同期はチャンミンを誘った理由に納得した様子
「またの機会に誘ってみるよ」
「やめとけって…嫌な顔されるのが関の山」
そう言うと同期は再び料理を食べ始めた
「そうかもな」
俺もさっき皿に取ってきた甘いもん系を口に運ぶ
同期には「そうかもな」って言ったけど本心では思ってない
チャンミンは俺に憧れてるって後輩が言ってたのをお前は聞いてなかったのか?
嫌な顔は絶対にしない
まったく···お前は食べる事しか考えてないだろ···ちゃんと後輩の話も聞いてやれって
隣でバクバク食ってる同期を見つめ俺はそんな事を思ってた
「俺も帰るわ」
皿をカラにした俺は立ち上がりながら同期に声を掛けると
「なんだと?」
同期より先輩が反応する
「お前···帰るって言ったよな」
「そうですけど」
ほろ酔い気味な声
「俺の相手まだしてないのに帰るって···そりゃないだろ」
そう言うと俺をバックハグする
「帰さないぞー」
俺の身体をギュウギュウしながら左右に揺らす
先輩···そんな身体揺らしたら益々酔いが回るんじゃない?
「先輩···俺一応病み上がり
食いもんもまだ胃にくるからこれで失礼します」
「それ言われたら引き止められないじゃないか」
体調の事を言うと先輩は残念そうな声で呟いた
俺は先輩の腕を解くと向かい合って先輩を見つめる
「全快したらまた相手させて頂きますよ···
またボウリング対決しましょう···俺勝っちゃうけど」
そう話すと先輩は不敵な笑みを浮かべた
「ユノ···俺をなめんなよ?」
「は?」
ちょっと先輩···勝ったことないって忘れてんの?
「俺をなめると痛い目にあうぞ」
まっ···いっか
「そうでしたね先輩···お手柔らかに」
ここで反論して先輩が気分を損ねると帰れなくなるから今回は乗っかる
「分かれば良いんだユノくん」
先輩はウンウンと頷きご満悦
「じゃあ先輩···お先に失礼します」
「おぅ」
よし···上手くいった
後輩や同期にも挨拶して俺は店を出る
行きはめちゃくちゃ漕いだ自転車
帰りはゆらりゆらりとゆっくり家に向かって漕いだ
そうだ···帰ったら洗濯しに行こう
家に着くと溜まりに溜まった洗濯物を纏めまた自転車に乗ってコインランドリーへと向かった
誰もいなくて貸切状態のコインランドリー
携帯を弄りながら時間を潰す
洗濯が終わってポンポン袋に詰め込んで外へ出たと同時ぐらいだったかな
激走するチャンミンとすれ違って俺は驚いて二度見
チャンミンは俺に気づかずそのまま猛ダッシュしている
もちろん俺はチャンミンを追いかける
あ···いた
チャンミンは駅から出発した電車をボーっと眺めていた
「あれに乗りたかったのか?」
俺の声にチャンミンは反応して振り返る
「先輩···」
俺はチャンミンの隣に並んだ
「あの電車が最寄り駅まで行く最後の電車だったんです」
「もうちょっとだったな」
「はい」
チャンミンは苦笑い
なんだ···普通に話せるじゃん
「俺ん家すぐそこだし泊まってって」
「え···そんな···大丈夫です」
「大丈夫じゃないじゃん」
俺は自転車の後ろをトントンと叩いてチャンミンを見つめる
「乗れよ」
俺はチャンミンが乗るのを待つ
「早く乗れって」
「でも···」
「乗り遅れたんだろ?···じゃあ泊まってけって」
再び乗るのを待っているとグラッと自転車が揺れた
「ちゃんと乗っとけよ~」
そう言うと自宅へと自転車を漕ぎ始めた
なんて展開だ
チャンミンとニケツして俺の家に向かってる
先輩に目撃されないように急いで帰った






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2019/01/16 (Wed) 00:29 | # | | 編集
と☆☆ゃみさんへ

と☆☆ゃみさん、こんにちは(・∀・)
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました!!
更新できるときに更新しましたぁ💦
途中で放り投げてた最強様…ずっと気になってたんで(;´Д`A ```
人見知りなチャミにユノはどストレートでいきま~す(笑)
ユノsideを書くきっかけになったのは…と☆☆ゃみさんのコメントからです♬
リクエストに応えるべく最後まで頑張ります!!
次のお話までの更新期間がかなりかかってしまい読み直しして頂く始末(T_T)
ご迷惑をおかけしてしまいすみません💦
手のかかるお部屋ではございますがまた読みに来て頂けたらと思ってます
と☆☆ゃみさん、
コメント下さり有難うございました♡

2019/01/17 (Thu) 15:03 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
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2019/01/21 (Mon) 02:05 | # | | 編集
☆い☆ょうさんへ

☆い☆ょうさん、こんにちは!!
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました☺
ニケツ微笑ましいですよねぇ🎶
颯爽と駆け抜ける二人をみんな目で追ってしまいますよね!!
ほんと絵になる二人だ✨
☆い☆ょうさん
コメント下さりありがとうございましたm(_ _)m

2019/01/21 (Mon) 16:50 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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