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Platonic Love~36.

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36.







「ユノさんの服···似合ってんじゃん」
キュヒョンはベッドで夕食を食べてるチャンミンに話し掛けている
「僕の趣味と少し違うけどね」
「いや···だから新鮮でさ~···お前ってこんな感じも似合うんだなって思ったわけ」
「それはありがと···キュヒョンには着こなせないよね」
「は?···よく似た服着てるじゃん」
「着てるよね···着こなしてるかって言われたら···」
言葉を切って苦笑いしながら顔を左右に振っている
「はぁ?···似合ってるだろ···なんでそんな目で俺を見る!!」
二人の軽快なテンポの会話を聞きながら俺はパソコンを開き仕事をしていた
「ユノさんはどう思います?」
キュヒョンが俺に聞いてくる
「好きで着てんだろ?···ならいいじゃん」
「その言い方···ヤな感じなんすけど」
「言い方悪かった···」
俺はキュヒョンに視線を移す
「お前が似合ってるって思ってるならそれでイイじゃん」
「要するに似合ってるとは言えないって事ですよね?」
俺はキュヒョンを見つめるとニコッと微笑んだ
「さっきより酷い言い回しじゃないですか!!」
突っ込むキュヒョン
「早く食べろチャンミナ!!」
「僕に八つ当たりしないでよ」
食べながらチャンミンはキュヒョンに言う
「うるさい!!···食べたら歩くからな!!」
「うるさいのはキュヒョナ~」
全然気にしてる素振りを見せずマイペースに食べてるチャンミンが可笑しくて俺は声を上げて笑った
「お前ら良いコンビだな」
笑いながら言う俺をチャンミンが静かに見つめる
「ん?」
チャンミンにジェスチャーすると無言で顔を左右に振り俯くと
「ごちそうさま···」
小さな声で言ってゆっくり横になった
「食べてすぐ寝たら太るぞチャンミナ~」
「眠いから寝る」
キュヒョンに言って···チャンミンは静かになった
と思ったら寝息が聴こえてくる
「早っ!!」
「歩く気ないじゃん」
俺はキュヒョンを見つめながらクスクス笑う
キュヒョンは両手を広げ俺を見るとドカっとソファに座った
病室はチャンミンの寝息が微かに聴こえるだけ···
しばらく静かな時間が流れた
「明日退院ですよね」
「そうだな···」
キュヒョンは顎に手を添え考えるポーズ
「記憶戻らなかったですね」
俺は頷く
「婚姻関係が続いてるってのがなぁ···ややこしい」
キュヒョンはポツリと呟く
「あっちは離婚する気ないから刺したんだろ?···別れないって言いながら」
「そうなんですよ」
キュヒョンは険しい表情をする
「感情的になったら何するか分かんないタイプだろうとは思ってましたけど···
刺すなんてクレイジーですよ···」
キュヒョンは一つ溜め息をついて話を続ける
「チャンミンに言われた通り夫婦喧嘩が拗れただけだって先生に言わなきゃ良かった
アイツの優しさが裏目に出ちゃった感じですね···」
「そうだけど…夫婦喧嘩の原因は離婚話のもつれって説明はした?」
キュヒョンは頷く
「でも今のチャンミンじゃ離婚したい理由も説明出来ない···」
「本人が思い出すしかない」
俺はそう言ってパソコンを閉じるとキュヒョンを見つめた
「チャンミンの願いを叶えてやりたいっすね」
俺は頷き視線をキュヒョンからチャンミンに移す
「チャンミンの事だから記憶戻ったら直ぐ行動に移すんでしょうね」
「そうだと思うよ」
「早く戻ってくれよ」
キュヒョンが呟く
「彼女ってチャンミンの入院先は知ってんのか?」
「俺は話してないけど···」
話している時に病室の扉をコンコンとノックする音が聞こえた
静かに扉が開き精神科医の先生が入ってきて俺とキュヒョンに頭を下げるとチャンミンの様子を見る
「寝てるんですね」
先生はそう言うと俺と視線を合わせた
「シムさん明日予定通り退院するんですが···
チョンさん···シムさんから退院後のお住まいの件について聞いてますか?」
「え?」
意味が分からず先生に聞き返す
「家が決まるまで俺の家ですけど···」
そう答えた俺を先生は複雑そうな表情で見つめ首を振った
「お聞きになってなかったんですね」
「聞くって···なにを···」
一気に心拍数が上がる
「実は今朝シムさんの奥様が来院されました」
悪い予感しかしない
「奥様はシムさんとの面会を望まれシムさんは奥様と会われる事を承諾されました」
「何でだよ!!」
キュヒョンは叫び眠っているチャンミンの身体を揺すった
「おいチャンミナ!!」
「キュヒョンさん落ち着いて下さい」
先生がキュヒョンに声をかける
「起きろチャンミナ!!」
「キュヒョン」
俺もキュヒョンに声をかけてチャンミンの身体を揺するのを止めさせる
「お前···なんで」
キュヒョンは動揺を隠さない
「シムさんは奥様と話し合われ結婚生活を送っていらした家に戻ると決められました」
「ちょっ···ちょっと待って」
キュヒョンが慌てて先生の話を遮った
「ユノさん家って話だったじゃないですか···あの家に帰るなんて···」
「決めたんだよキュヒョナ」
「何でだよチャンミン!!」
目を覚ましたチャンミンにキュヒョンが詰め寄る
「お前はあの人と離婚しようとしてたんだ···俺···こうなった経緯話しただろ?」
キュヒョンは信じられないって表情でチャンミンを見つめ
「戻ってくれ!!···戻れ!!」
チャンミンの胸ぐらを掴みながらキュヒョンが叫ぶ
「前のお前なら戻るなんて言わない···慰謝料払って家を出てたよ!!」
「ごめんキュヒョナ」
そう呟くとチャンミンは俺に視線を向けて
「チョンさん···ご迷惑おかけしてすみませんでした」
そう言うチャンミンと視線は合わない
視線は俺の左手薬指にあった







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コメント

No title

ああそうだった。。。
忘れてたよー
そっちもあったんだ。

2018/07/16 (Mon) 03:10 | 723621mam #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、こんにちは(●´ω`●)
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました!!
チャミはユノの左手薬指にキラリと光るモノをちゃんと発見してたんです💦
迷惑しかかけていないと···
グイグイ系だったチャミだったのに今は真逆な感じのチャミにユノはどうすべきでしょう
あっことユノ(時々キュヒョン)で会議だな!!(笑)
723621mamさん
コメント下さりありがとうございましたm(_ _)m

2018/07/16 (Mon) 17:06 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
なんてこと⁉︎

あっこさん!なんてことに⁈
せっかく、ユノと一緒に暮らして、記憶を戻しつつ、少しずつ二人の仲が進展して行くかと思いきや(≧∀≦)焦らしますね(≧∀≦)まぁ、そんな簡単には行かないとは思ってましたが、、、やはりユノも結婚してることに、指輪を見て気付いたんですよね〜(T_T)ちゃみは、真っ直ぐに気持ちを伝えていたのに、ユノがハッキリしないのも悪い!(-_-;)どうなるの?

2018/07/17 (Tue) 18:43 | ともちゃみ #- | URL | 編集
ともちゃみさんへ

ともちゃみさん、こんばんは☆彡.。
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました!!
なんてことに!!(笑)
ホンマに💦
指輪の力恐るべし(>_<)
指輪をしていたチャミがユノを必要としたのも事実
そして指輪をしているユノもチャミを大切な人···特別な人と感じたのも事実
環境を整えていこうとしていた矢先にチャミの記憶喪失ですからすんなりとは行かない展開をイメージしちゃいました😅
どうなるか···
37話をお待ち下さいませ♡
ともちゃみさん
コメント下さりありがとうございました✨

2018/07/18 (Wed) 00:48 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
管理人のみ閲覧できます

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2018/09/02 (Sun) 01:53 | # | | 編集
☆い☆ょうさんへ

☆い☆ょうさん、こんにちは(^ω^)
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました☆
色々考えちゃってたチャミのを気持ちを何とか落ち着かせようとユノはユノで説得したつもりだったんですが···
左手薬指に光るリング
アカンわなぁ~💦
切ないな~って想いながら活字にした次第であります
同じように感じて下さって嬉しいです
ありがとうございます♡
☆い☆ょうさん
コメント下さりありがとうございましたm(_ _)m

2018/09/03 (Mon) 19:05 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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