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僕のヒョンは最強様〜10.(最終話)

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10.(最終話)






「あれ…寝ちゃってるじゃん」
友達は大イビキをかきながら眠っている
「いつから寝てるの?」
ユンホさんに聞きながら時計を見るヒョンを見て僕も時計を見た
やばっ…もうすぐ最終じゃん
僕はパタパタと帰り支度を始める
「お前らが行って直ぐじゃないかな…腹一杯になって眠たくなったんじゃないか?」
ユンホさんは友達を見つめながら話している
「ヒョン…もう帰らなきゃ」
僕は友達を起こそうと友達の傍に行って身体を揺すろうとした時にユンホさんの声
「泊まってけよ」
僕は驚いてユンホさんを見る
「明日休みだろ?…気持ち良さそうに寝てるし起こすの可哀想じゃん」
僕はイビキをかきながら眠ってる友達を見つめる
でも…
「テミナ…友達の自宅の番号知ってる?」
ヒョンの声に振り向く
「知ってるよ…」
スマホの電話帳を開いているとヒョンが隣にきた
「僕から事情を説明しとくから今日は泊まらせて貰ったら?」
「でも…」
「ユノがそう言ってんだし遠慮しないで良いと思うよ」
そう言って友達の自宅に電話し始めた
「雑魚寝して貰うし気なんか使わなくて良いから」
ユンホさんが僕を見つめながらそう言って笑ってる
«すみません…久しぶりに会えて話に花が咲いてしまったんです»
友達のお母さんは声がデカいから音漏れが凄い
笑い声が僕まで聞こえてきた
«明日僕が責任をもって息子さん送り届けますのでどうぞ宜しくお願い致します…では»
電話を切ったヒョンと目が合った
ヒョンは僕と視線が会うとニコリと微笑む
その微笑みがなんと美しいことか…
ぽかんと見惚れる僕
「久しぶりに友達のお母さんと話したよ…変わらず明るいお母さんだった」
ヒョンはぽかんとしてる僕にスマホを手渡した
「うん…おばさんはいつも元気だよ」
「そうだね…」
ヒョンはそう言って優しく微笑んだ
ユンホさん家に泊まることになるなんて思いもしなかった
「チャンミン…そろそろ」
「うん…そうだね」
ユンホさんがヒョンに声をかけるとヒョンはバスルームの方へ向かう
「ヒョン?」
僕はヒョンの後ろをついて行く
ヒョンはバスルームのドアを開けお風呂の準備を始めた
日常的にこうしてるんじゃないかってぐらい無駄のないヒョンの動きが僕にはイヤだ
「ヒョン?」
浴槽を洗ってるヒョンの後ろ姿を見つめながら僕は呼んだ
「ん~?」
ヒョンは手の動きを止めることなく返事をする
「ヒョンってユンホさんの家によく泊まったりする?」
僕はヒョンの様子をジッと見つめながら返事を待つ
「大学から近いし泊まらせて貰う時はあるよ
仮眠室より良いじゃん?」
そうだけどモヤッとした返事だな…
頻度が知りたいのにヒョン…いま僕をはぐらかしたでしょ
「ヒョンもだけどユンホさんには彼女いるんだし
ヒョンがしょっちゅう来てたら彼女さんは良い気分じゃないよね」
「そうだね…」
「週一は泊まってたりする?」
泊まってる頻度が知りたくて探りを入れてみる
「どうだろ…研究の進み具合いにもよるし何とも言えないかな」
「ねぇ…ヒョンはユンホさんの彼女さんとは知り合い?」
キュッと音がしてシャワーが止まった
くるっと僕の方を向いたヒョンと視線が合う
何も言わずジッと僕を見つめてたヒョンの視線が外れた
気になって後ろを振り向くとそこにはユンホさん
「俺…今日はシャワーでイイからテミナかチャンミン先に入って」
「ありがとう」
そう言ってヒョンは浴槽の掃除を終えて脱衣所に戻ってきた
「テミナはお湯?…シャワーがいい?」
「僕はお湯に浸かりたい」
「わかった…じゃあテミナ先に入って」
ヒョンはそう言うと洗面所の下の扉を開け歯ブラシを取り出した
「テミナと友達の分ね」
「ヒョンのは?」
「僕のはあるから大丈夫」
そっか…泊まったりするんだった
リビングに戻るとユンホさんは雑誌を読んでいた
旅行でもするのかな…京都って文字が見える
「ユンホさん…旅行するんですか?」
「ん?…あぁ…冬休み入ったら行きたいな~って」
ユンホさんは雑誌から視線を僕に向ける
「彼女と?」
「そうだな…冬の京都二人で歩いてみたいかな
ヨーロッパとかも行きたいけど長い休みが取れそうにないし…今回は近場で」
京都か~…僕も行ってみたいなぁ
「チャンミンは?」
ユンホさんがヒョンに話を振る
難しそうな専門誌を読んでいたヒョンがユンホさんをチラッと見た
「チャンミンは京都行きたい?…俺は行ってみたいんだけど」
「そうですねぇ~…お寺巡りしながら京料理…悪くないですね」
「だろ?」
ユンホさんは満面の笑み
「京都に決りだな…」
ユンホさんはブツブツ言いながらペラペラとページを捲り泊まる場所を決め始めた様子
「ホテルと旅館なら旅館だよな…どう思う?」
「旅館でしょうね」
「だよな…やっぱ旅館だよな」
ユンホさん…ヒョンの意見聞くんじゃなくて彼女さんの意見聞かなきゃダメじゃんね
まるでヒョンと京都に行くみたいに聞こえてくる
この感じがどうも引っかかるし僕は嫌だ
「なに?」
「え?」
ユンホさんが僕を見つめている
「険しい顔してんじゃん」
「そ…そうですか?」
僕が言ったと同時にお風呂のお湯がたまった事を知らせる音楽が流れた
「テミナ…入って」
ヒョンが専門誌から視線を外して僕を見る
「じゃあユンホさん…僕入ってきます」
「どうぞ」
「行ってらっしゃい」
ヒョンの声に僕は反応してヒョンを見つめて微笑んだ
「はぁ…」
お湯に浸かりながら浴室をぼーっと眺める
ヒョンに彼女…
ヒョンが女を知ってしまった
「はぁ…」
キュヒョニヒョンの予想は当たったなぁ…
ブクブクと僕は湯船に沈んでいった
「テミナ?…テミナ…寝てないよね?…開けるよ」
バスルームのドアの開く音
僕は湯船の中で沈んだり浮上したりを繰り返してのぼせてしまったようで…
浴槽から出た所で動けずにいた
「テミナ!!」
ヒョンの慌てた声と同時に濡れてる僕の身体を抱き締めた
「テミナ…」
「ごめん…湯船で遊んでたらのぼせちゃって…」
「小学生じゃないんだから…ビックリした」
ヒョンは僕を抱き上げて脱衣所に出た
「テミナいつもお風呂早いのになかなか出てこないから様子見に来たんだよ」
「ごめん…あ…自分で拭けるから大丈夫」
「水持って来るね」
ヒョンは僕を置いて水を取りに行った
「大丈夫か?」
ヒョンと一緒にユンホさんも僕の様子を見に来た
「あはは…お風呂で遊んじゃいました…
ユンホさん入られますよね…遅くなってすみません」
「大丈夫…俺たち夜型だから」
「テミナ…ソファで寝れる?…ユノのベッドに寝る?」
「ソファ」
だから他人のベッドで寝たくないってば
僕の表情を見てヒョンは笑う
「このロンT着て寝て」
手渡されたロンTを見つめる
「ユノのだから少し大きいと思うけど」
「大丈夫…ヒョンありがとう」
「じゃあ僕シャワーするからテミナは寝て」
「うん…多分瞬殺する」
ヒョンはクスクス笑いながら服を脱ぎ始めた
引き締まった綺麗なヒョンの身体
「お休みテミナ」
そう言って風呂場に入って行った
「テミナ…今日はゆっくり休めよ」
ユンホさんが僕に声を掛けながらベッドルームへと消えてった
「ユンホさん…おやすみなさい」
僕はリビングのソファにダイブすると宣言通り瞬殺した
瞬殺して爆睡したせいか結構な朝方に目が覚めた
友達はまだ寝てる
どんだけ寝るんだろ…
あれ…ヒョンって何処で寝てるんだろう
てっきり同じリビングで寝てると思ってたから居ないと分かるとどこに居るのか気になる
僕はあるドアの前に立って開けようか開けまいか迷っていた
開けちゃいけないプライベートな空間
そっとドアを開けてみる
ユンホさんが上半身を起こした状態でベッドにいた
季節は夏じゃないのに上半身裸だ…
どちらかと言えば着ないと寒い
僕の存在に気付いたユンホさんはジッと僕を見つめてる
「あのっ…おはようございます」
ユンホさんは黙って頷いた
「勝手にドアを開けてしまってすみません…ヒョンがいな……」
いた…
ヒョンがいた
「チャンミンなら隣で寝てるよ」
ヒョンの色白の背中がカーテンのすき間から差し込む光でうっすらと見えた
ユンホさんの隣でうつ伏せ寝している
同性なんだし一緒にベッドで寝ることなんてあるっちゃあるけど
なんか…漂う空気が…
二人ともが上半身何も着てないって明らかにおかしいじゃん
いやいや…二人とも彼女いるじゃん
僕は気を取り直す
「ヒョンがいたなら良かったです…じゃあ」
「テミナ」
ドアを閉めようとした時にユンホさんに呼び止められて僕は閉めるのをやめる
「チャンミンは女を抱いてるんじゃない」
「え…」
僕の反応をジッと見つめていたユンホさんの表情が変わってゾクリとした
「チャンミンは俺が抱いてる」
抱いてる?…ヒョンをユンホさんが抱いてる?
「女になんてチャンミンは渡さないし触れさせないよ」
「じゃあ…ヒョンが付き合ってる人って…」
「俺…」
なるほど…
「チャンミンとセックスしてるのも俺」
わざわざ言わなくても察しがつきます
これで色々と納得いく
タオルの畳み方…配置…彼女の香りのしないユンホさんの部屋
そりゃ当然だったってことか

「テミナ…調子どぉ?」
友達を送り終えヒョンと二人で歩いてる
「大丈夫」
僕がそう言うと安心した表情で僕を見つめた
「ヒョン…付き合ってる人のことさ…
家族と同じぐらい大切な人って言ってたよね」
僕はそう言ってヒョンを見つめるとヒョンは小さな声で「うん」と答えた
「ユンホさんだったんだね」
ヒョンは目を見開いて僕をガン見している
「ユンホさんから聞いたんだ…ヒョンは女を抱いてない…俺がチャンミン抱いてるって」
「テミナ…」
「性別を越えて好きになるって…最強じゃん」
僕は小さな声で呟く
「なかなかないよ…同性で恋愛に発展するぐらいになるって」
僕が話しているのをヒョンは黙って聞いている
「僕のヒョンは最強だよ…女はヒョンに手は出せない…」
僕はヒョンを見つめる
「相手はヒョンが家族と同じぐらい大切なユンホさんだからね…」
「テミナ…」
「ヒョン…大切な人が出来て良かったね…悔しくて堪んないけど」
そう言った僕をヒョンは抱き締める
「ヒョン…昨日の夜ユンホさんとセックスしたの?」
身体を離してヒョンを見つめると顔が真っ赤
僕や友達がいてもお構いなしですか…
赤い痕が付いてるよ
最強ゆえに大胆だな…
がっくり項垂れながら自宅へと帰った僕でした




僕のヒョンは最強様



END







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コメント

No title

僕や友達がいても、、、ではなく、
僕や友達がいるから、、、だと思うひと!
「はーーーい!」

テミナ、ファイティン!


あーー、今回も面白かった♡

2017/09/08 (Fri) 12:32 | 723621mam #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、こんばんは(^▽^)/
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました!!
「はーーーい!」
もちろんあっこも挙手ですよ!!(笑)
今回の最終話の終盤にありました朝方のシチュエーション
あっこめっちゃ好きなんです!!
手前に上半身裸ユノ…その隣には気持ちよさそうに眠ってるチャミ♡
なんて美しいんや(号泣)
リアルでもそうに違いないと信じて止まないあっこです(笑)
723621mamさん、
今回も楽しいコメント有難うございましたm(__)m
一本取られた~…って普通に声出してワロてまいました(笑)
楽しく読んで下さってあっこも嬉しいです
有難うございました♬

2017/09/09 (Sat) 00:37 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
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2017/09/09 (Sat) 08:37 | # | | 編集
管理人のみ閲覧できます

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2017/09/09 (Sat) 10:40 | # | | 編集
と☆☆ゃみさんへ

と☆☆ゃみさん、こんばんは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました♬
お久しぶりです(^▽^)/
ユノはチャミの事になれば誰であろうと容赦なく攻めます(笑)
テミンへの愛は兄弟愛とユノは頭では理解していますが行動は抑えられないのです~♡
ドヤるユノに赤面チャミを想像して頂けたとのこと…
マジ嬉しいー!!
と☆☆ゃみさん、有難うございます!!
そっかぁ~
付き合うまでの過程ですか…
全くのノーマークでした(;^_^A
ユノsideでこの日の出来事を書き始めていたのですがぁ~
閃いたら頑張ってみます♬
返信が遅くなってすみませんでした(;´Д`A ```
と☆☆ゃみさん
コメント下さりありがとうございました!!

2017/09/10 (Sun) 22:31 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
r☆☆la☆i☆☆1☆8さんへ

r☆☆la☆i☆☆1☆8さん、こんばんは(^▽^)/
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいましたm(__)m
そうですそうです!!
羨ましいシチュエーションでしょう?
そんなシチュエーション見たくてもなかなか見れませんし当事者と話しなんてねぇ…
出来ないって!
してみたいけども!!
(笑)
テミンにはキツい場面でしたがどれだけの方がその場に出くわしたいと思っていることでしょう…
きっとすごい数だと思われます~(笑)
テミン公認(笑)
さて…
キュヒョンは公認するでしょーか⁉(笑)
r☆☆la☆i☆☆1☆8さん
最後までご愛読下さり有り難うございましたm(__)m
そしてコメント下さりありがとうございました!!

2017/09/10 (Sun) 22:55 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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