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僕のヒョンは最強様〜7.

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7.







四人で囲んで食べる鍋
グツグツと食欲をそそる音が部屋に優しく響いている
「頂きます」
僕と友達は鍋に箸を伸ばし具材をお椀に好きなだけ入れて食べ始めた
「んっ…うまい!!」
友達が叫んでヒョンは笑う
「お口にあって良かった」
そう言いながらヒョンはユンホさんにお椀を渡した
「熱いから気を付けて」
そう小声で話すヒョンから当然のようにお椀を受け取るユンホさん
「……」
ただその光景を見つめる僕
「どうした?」
友達が僕に声を掛ける
「いや…何でもない」
そう言ってチラチラ二人を気にして食べてる僕の様子を見て気付いたようで
「チャンミニヒョン…なんかユノさんの奥さんみたい」
げっ…
僕は思わず友達をガン見
「え?」
ヒョンがキョトンとした表情で友達を見つめている
「ほら…ユンホさんは先輩だし…ね…」
ヒョンはユンホさんをチラッと見てから友達を見つめて笑った
そっか…ユンホさんはヒョンの先輩なんだし当然の流れなのか
「僕たちめちゃくちゃ失礼なことしてません?」
あ…ほんとだ
てんこ盛りに盛られた自分のお椀を見つめ黙り込む
「お前らお客だもん…遠慮しないで好きなだけ食って」
「あぁ~っ…良かった」
安堵の表情をする友達にヒョンはやんわり微笑んだ
ヒョンはお客じゃないんだ
身内?…身内は僕ですけど…
ちょっとムッとしながらユンホさんを見つめるとユンホさんは真顔で僕を見つめてた
何だろう…時々ユンホさんの目の色が違うんだけど
「テミナ?」
固まってる僕に声をかけてきたヒョン
「遠慮はしないで食べなよ?」
「うん…」
「じゃあ遠慮なく~」
友達はそう言うと美味しそうに食べ始めた
「ヒョン…美味しい」
ヒョンを見るとヒョンも僕と視線を合わせて微笑んだ
自然とニヤける僕
「ニヤけ過ぎテミナ~」
友達がモグモグと食べながら僕に突っ込んだ
「美味しいから笑顔になっただけじゃん」
「明らかに違う感情入ってた顔じゃん」
ケラケラ笑いながら友達は返す
「ヒョンと食べれるのが嬉しくて…しかも手料理なんて最高じゃん」
「うわっ…ブラコン丸出し」
二人で盛り上がる
「チャンミニヒョン…テミナ暑苦しくないですか?」
友達がヒョンに聞いている
「ん?…暑苦しいとか思ったことないよ?」
「へぇ~…」
「一人しかいない可愛い弟です」
そう言って僕を見つめ微笑む
感動…
「良かったなテミナ」
僕は友達と視線を合わせると頷いてお肉を口に頬張った
色々話しながら食べてたんだけど実はちょっと気になってる
さっきの視線もだけどユンホさんの部屋ってヒョンを感じるモノが散りばめられてる
一緒に研究しているのならユンホさんの家に来ることもあるだろう
だってキュヒョニヒョンなんて入り浸りだったしね
でもさ…
ユンホさんに彼女いるならあんまりヒョンの匂いのする部屋って良くないと思うんだけど…
彼女の匂いよりヒョンの匂いがキツいってどうなの?
「ダメでしょ」
「え?…なに?」
しまった…また心の声が
「何でもない…気にしないで食べて」
ふ~んって言って気にしないでパクパク食べる友達
僕もパクリと食べてチラッとヒョンの様子を見てみる
常にユンホさんのお椀をチェックしてない?
そんな気配り出来るヒョンなのは知ってるけど…何か嫌だ
「なぁ…さっきから何?…気になる事でもあんの?」
友達が僕をつつく
友達はハッとした表情をしてヒョンを見つめた
「チャンミニヒョン!!」
「ん?」
友達の声に反応するヒョン
「この前テミナから聞いたんですけど…ヒョンに好きな人がいるって」
食べてたヒョンの箸が止まる
「それって本当?」
「え…」
「キュヒョニヒョンも言ってる…チャンミニヒョン好きな人が出来たんだって
俺がいるのに何やってんだって…な?…テミナ」
「最後の文は要らないけどね…」
僕は真顔で否定した
「キュヒョニヒョンて誰…」
ユンホさんが友達に聞いている
「キュヒョニヒョンはチャンミニヒョンと同級生で一番の親友です」
「へぇ~…」
ユンホさんはそう言うとヒョンをジッと見つめた
「ねぇチャンミニヒョン…キュヒョニヒョンとは中学からの付き合いですもんね」
ヒョンは友達に話を振られて軽く頷いた
「ユンホさん…キュヒョニヒョン知らないなんて意外ですね」
「ユノは大学からだから」
ヒョンが友達にそう言った
なるほど…だったら知らないか
「俺…会ったことないよな」
ユンホさんがヒョンに話しかけている
「学部が違うから」
そう言ってユンホさんを見つめるヒョン
なんか微妙な空気が漂ってるって感じるのは僕だけなのかな…
「なぁ…キュヒョニヒョン家に来そうじゃない?」
友達がお椀に具材を入れながら僕に話を振ってきた
「ほんと…ヒョンと会うまで帰らないかもね
ヒョンから貰ったゲームしながら延々と待ちそう」
「だよな!!」
友達はウンウンと頷いている
「ユンホさん…このキュヒョニヒョンって人もチャンミニヒョンのこと大好きなんですよ
だからテミナの最大の天敵なんです」
そう言ってケラケラ笑う友達
「キュヒョニヒョンは天敵に値しないよ」
僕は友達にドヤ顔して答えた
「あ…キュヒョニヒョンの話になっちゃった
チャンミニヒョン…好きな人ってどんな人なんですか?」
話が戻ってヒョンは苦笑いしている
「俺も聞きたいな…」
ユンホさんがヒョンを見つめながら話す
「チャンミン…好きな人いるよな」
ユンホさんに聞かれたヒョンの顔はみるみるうちに真っ赤になった
「いないの?」
ヒョンは真っ赤な顔でユンホさんを見つめ黙っている
「チャンミン?」
ユンホさんがヒョンの顔を覗き込む姿に僕はドキリとする
距離が異常に近い
ヒョンは「いる」って小さな声で答えた
「好きな人ってどんな人?」
「え…」
立て続けに聞かれたヒョンに戸惑いの色が見て取れる
「チャンミン…どんな人?」
ヒョンはユンホさんから視線を外す
「俺の目を見て」
クイッとヒョンの顔を自分に向けたユンホさん
ちょっと…このシチュエーション
まるで恋人同士じゃん!!
「僕には…僕には勿体無いぐらいの人です」
「そうなんだ…で…告ったの?…告られた?」
ユンホさんは容赦なくヒョンに聞いていく
「ユノ…知ってるじゃん」
真っ赤なヒョンはユンホさんにそう言って話を切ろうと席を立とうとする
ユンホさんは立ち去ろうとするヒョンを「ダメ」って言って留まらせた
ヒョンをジッと見つめるユンホさんをヒョンが見ている
「ユンホさん!!…付き合ってるかも聞いてないです!!」
友達が興奮気味にユンホさんに声をかける
「まぁ…そんな急かすなよ」
ユンホさんがヒョンの肩を抱き寄せて微笑みながらヒョンを見つめる
「チャンミン…先ずは告ったのか告られたのか教えて」
ユンホさんはそう言ってヒョンを見つめる
「ユノ…」
「恥ずかしい?」
恥ずかしいって…って事はヒョンが告った?
ヒョンは赤い顔しながらユンホさんを見つめる
「意地悪…」
そうユンホさんに言う仕草がめちゃくちゃ可愛くてヒョンをガン見してしまった
ガン見してる僕を見つめるユンホさん
その目の色が所有者は自分だと言っているようで僕は胸騒ぎを覚えた





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2017/08/22 (Tue) 22:05 | # | | 編集
r☆☆la☆i☆☆1☆8さんへ

r☆☆la☆i☆☆1☆8さん、こんばんは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました♬
初めまして、あっこと申しますm(__)m
お名前をどうお読みすれば良いのか一瞬固まってしまいましたがちゃんと読み方書いてあった(笑)
有難うございます!!
なんか…化学の授業が頭に浮かびました
おっと💦要らんこと言ってしまいました(汗)

ユノさんねぇ~
こんなシチュエーションの時めちゃめちゃ燃えてしまいます(笑)
恥ずかしがるチャミなんてユノさんにしてみたら着火剤ですよ
反応が可愛いチャンミナにご満悦です~♬
誰のモノでもなかったチャンミンを既に手に入れてるユノさん
ブラコンテミナとまだ見ぬキュヒョナに対して所有者からの告白が始まりました
ブラコンテミナは耐えられるでしようか(笑)
次回も楽しく読んで頂けると良いなと思ってます
r☆☆la☆i☆☆1☆8さん、
コメント下さり有り難うございましたm(__)m

2017/08/23 (Wed) 01:03 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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