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僕のヒョンは最強様〜4.

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4.








最後に見た一枚がいつまでも僕の頭の中に残ってる
涼し気な横顔…
ヒョンとはまた違った魅力を持ってる人だった
あんなカッコいい人がヒョンと同じ大学にいるんだね
あの人もカメラサークルの人なのかな
ただのモデルってこともあるよね
ヒョンが入ってるサークルなら女性も沢山メンバーいてそう…
いやいや…いるでしょ
「ハァ~…」
大きな溜め息…もう何回したことか
今まで女っ気が無かったからどこか安心してたんだけど
そんな安心は先日のヒョンの告白で吹っ飛んでしまった
ヒョンが好きになった人って…どんな人なんだいったい

「チャンミナ?」
下校途中に声を掛けられて友達を見つめる
「最近浮かないな…なんかあった?」
僕の視線は自然とうつむき加減
「成績下がったのか?」
僕は顔を左右に振る
「調子イイよ」
こんなモヤモヤしてんのに奇跡的に成績は下がっていない
これで成績下がってたら目も当てられない
「成績じゃないならアレしかないな…」
友達が歩きながら呟く
「チャンミニヒョンだな」
僕はゴクリと唾を飲み込んだ
「どうしたんだよ…もしかして彼女できたとか?」
どストレートな球を投げてきた友達をガン見する
「うわっ…マジかよ」
友達は驚いた表情をして僕の肩を抱いた
「俺さ…チャンミニヒョンみたいに最強な人って
感情が欠落してて恋愛なんてしないんじゃないかって思ってたんだよ」
「どう言う意味?」
僕は友達に聞く
「余りにも完璧な人って自分以外に興味無いんじゃないかって…」
「言わんとすることは何となくわかる」
僕はポツリと呟いた
「だろ?」
「うん…」
「自分以外に興味無いから人を好きになったり愛する事はないんじゃないかってね」
そうであって欲しい
「お前もそう思わない?」
僕は暫く黙って考える
「僕はヒョンに凄く愛されてると思うこと沢山あるよ…
思いやりの心とか凄く感じるから«愛する»って感情はあるかな……ただ」
僕は空を見上げる
「ヒョンには家族だけを愛してて欲しい
僕たちで十分ってヒョンには感じてて欲しい」
「その考えはブラコンの発想だな…それはチャンミニヒョンにとって幸せなのか?」
友達は僕を見つめる
「分かってるよ…ヒョンが誰かを好きになる事を僕が止める事は出来ない
だけどさ…そんなケが全く無かったから衝撃すぎる」
「まぁな…あんだけ完璧なヒョンだと女がいない日なんて無さそうだもんな
でも今まで一度も噂にもならなかったもんな~」
「でしょ?…だから安心してたのに」
「そうだな…」
「うん…」
それからは無言で歩く僕たち
「今月末だったよな…オープンキャンパス」
友達が沈黙を破る
「うん」
「その時に大学も見に行ってみようぜ…すぐ隣なんだし」
彼女とイチャイチャしてたら僕は立ち直れない
てか…すげー憎悪が芽生えそうなんだけど
「テミナ…どうする?」
僕は友達をガン見する
「行く…大学潜入してヒョンをリサーチする」
「良し!!…決まりな」
僕と友達はハイタッチして別れた

オープンキャンパスの日
僕は友達と待ち合わせてヒョンの通った高校へと向かった
文武両道で有名な高校
みんな凄い倍率を突破してこの高校へ通っているから意識も高いんだろうな
風紀は結構自由で個性も尊重してくれる高校のようだった
校舎を歩いていた僕たちは教室に入って講義を体験してきた
「英語だけでの授業…難しかったな」
「うん…でも楽しかったじゃん」
「まぁな…」
僕たちはチンプンカンプンな授業を受けたあと食堂で一休みしていた
「昼食べたし行ってみるだろ?…大学」
「うん…」
「俺…久々チャンミニヒョンに会えるかな~」
僕は嬉しそうに話す友達を見つめる
「チャンミニヒョン?」
ん?
僕たちは顔を見合わせる
僕の声でも友達の声でもない
僕たちが同時に後ろを振り向くとここの学生がいた
「君たちチャミ先輩知ってるの?」
僕はその学生に向かって黙って頷いた
「コイツはチャンミニヒョンの弟です」
友達がその学生に言うと零れ落ちそうなぐらい大きな瞳をより一層大きくさせて驚いている
「え!!…マジなの!!」
その学生は僕をマジマジと見つめてきた
「なっ…なにか」
僕は鬼気迫る表情な学生に圧倒されて仰け反る
「握手して下さい!!」
え…
僕は戸惑いながらその学生と握手をする
「チャミ先輩にこんな可愛い弟さんが居たとは…てっきり一人っ子だと思ってたな」
ブツブツ言ってる学生をただ見つめる僕と友達
「あの…兄を知ってるんですか」
僕がその学生に聞くと激しく頷く
「チャミ先輩って中学の時から超有名で男女問わずめちゃくちゃ人気あったんです」
さすが我が兄!!
「あの…兄は誰かと付き合ったりって噂ありました?」
僕はドキドキしながら聞いてみる
「聞きたい?」
学生は意味深な表情で僕たちを見つめた
顔を寄せあいアイコンタクトする
「それがさ…全くそんな話は出てこない典型的な優等生で」
それはもしかすると…
「いつも一緒にいる友達いませんでした?」
僕がそう聞くとその学生はそうそう!!って僕を指さす
「ギュ先輩ですよね…チャミ先輩を独占してて女子からは総スカンでしたよ」
うわっ!!…めちゃくちゃウケる
「«俺のチャンミナ»が口癖だったから」
そりゃ総スカンされちゃうよ
おかしくて僕は笑った
「キュヒョニヒョンらしいや」
「そうだよな」
「そんな環境だったしチャミ先輩も付き合うとか興味なさそうだったし
«みんなのチャミ先輩»って感じだったんじゃないかな」
なるほど…
キュヒョニヒョンの話は本当だったって訳か
「今は何か噂とかありますか?」
「研究室に篭もりっぱなしとは聞くよ…今でも«みんなのチャミ先輩»なんじゃないかな」
誰のものでもない…みんなのチャミ先輩か
「彼女いなさそうじゃん」
僕は首を左右に振る…
ヒョンには意中の人がいる
まだ片想いってことなのかな…
告るなんてした事ないし…そもそも告るって知らないんじゃないか?
「行こうか」
友達が席を立つ
「すみません…色々有難うございました」
僕は学生さんにお礼を言って立ち上がった
「あの…僕はチャミ先輩が高3の時に1年だったミンホです
部活が一緒だったからよく可愛がって貰いました
大学は残念ながらギュ先輩の学部に進学予定なんでよろしくお伝え下さい」
そう言ってミンホさんは去って行った
「テミナ…本丸に潜入するぞ」
「うん」
僕たちは高校のキャンパスから出て少し離れている大学へと向かった
「チャンミニヒョン…どこ行っても輝いてるんだな」
友達は空を見つめながら呟く
「最強だよ…ヒョンは」
僕もポツリと呟いた
そんな事をお互い話しながら歩いていたら友達が僕の肩をトントンと叩く
「なに?」
「チャンミニヒョンだ」
え!!
「どこ!!」
「ほら…あそこのコインランドリー」
コインランドリー?
友達の指差す方を見てみると…本当だヒョンがいた
反対車線の道路沿いにあるコインランドリーにヒョンがいた
あ…
僕の心臓がドキンと高鳴る
あの写真の人じゃない?
「一緒にいる人カッコいいな」
僕は二人の様子をジッと見つめる
二人寄り添って何かの雑誌を読んでいるようだった
しかし二人の距離感がちょっと気になるな
見つめ合ったと思ったら隣の人は仰け反りながら笑っている
「行こうぜ」
友達が道路を渡りコインランドリーに向かって走った行く
「ちょっと待って!!」
僕も友達の後を走る
「チャンミニヒョン!!」
コインランドリーの扉を開けながら友達が叫んでいる
遅れて僕もコインランドリーの扉を開ける
「テミナ」
ヒョンの優しい声に僕はキュンてなる
「ヒョン」
僕が真っ直ぐヒョンの方へ歩いて行くと僕の視界に入るもう一人の人物
僕はチラッとその人を見ると軽く会釈してヒョンを見つめた
「テミナ…オープンキャンパスには行ってきた?」
「行ってきたよ」
「お疲れ様」
僕はうんと頷く
「あ…そうだチャンミニヒョン」
友達がヒョンに声をかける
「ミンホって学生さんに会ったんですよ」
「ミノに会ったんだ」
ヒョンはそう言って微笑む
「ミンホさんから伝言です…
僕はギュ先輩の学部に進学予定です…宜しくお伝えくださいって言ってましたよ」
友達がそう言うとヒョンは有難うと言って友達に微笑んだ
「僕も今日こうしてチャンミニヒョンにお会いすることが出来て光栄です」
友達は感無量っぽく話している
「昔はよく泊まりに来てたよね…受験終わったらまた遊びにおいで」
「有難うございます…では遠慮なく遊びに行きますから」
「うん」
ヒョンと友達の会話は弾んだ
「あの…チャンミニヒョン」
友達がヒョンの隣の人をチラッと見て目で訴えている
「あ…ゴメン…大学の先輩のチョン・ユンホ先輩」
ヒョンより先輩なんだ
「ユンホ先輩…僕の弟とその友達です」
僕と友達はユンホさんを見つめた
「よろしく」
ユンホさんはそれだけ言ってコインランドリーの中を見つめ始めた
なんか冷たそう…
さっき大笑いしてた人とは思えない
机に置いてある雑誌を何の気なしに見て二度見した
「こ…これ……ヒョン?」
雑誌の上に置かれていたのは写真だった
ヒョンの写真なんだけど…何て言ったら良いんだろう
僕が言葉に詰まっていたら
「チャンミニヒョン…エロいっすね…この表情って情事の後みたいですよ」
僕は友達をガン見する
情事って…その…アレだよね…
「しかもヤられた感ある」
時々友達は空気読めない所があるんだけどそれが今でた感じ…
「へぇ~…だってさチャンミン」
ユンホさんの声
そう声を掛けられたヒョンの顔は真っ赤だった








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2017/08/02 (Wed) 21:21 | # | | 編集
No title

「…だってさチャンミン」 ですって!
そういう事? そういう事よね? ふぎゃっ!

ところで、
今回のチャンミン、前回のユノ
どちらの画像もめちゃめちゃステキ。。。


2017/08/03 (Thu) 00:12 | 723621mam #- | URL | 編集
イ☆☆ミチさんへ

イ☆☆ミチさん、こんにちは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました♬
初めまして
あっこと申しますm(__)m
どんなんかですか?
そりゃもうダダ漏れっすよ♡
お話の途中でユンホ先輩が仰け反りながら笑ってるシーンあったと思うんですが
写真眺めながらちょうどそんな話をしてたんじゃないでしょうかね(〃▽〃)ポッ
テミナのお友達…何気にナイスアシストです(笑)
イ☆☆ミチさん
コメント下さりありがとうございました!!

2017/08/03 (Thu) 15:35 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、こんにちは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました‼
そうです…mamさん…
しょゆことなのであります!!(笑)
ユノの意味深な口調がまたヤラしいやろ~?(笑)
さすがユンホ先輩
匂わせ上手‼(笑)
壁紙素敵ですよねぇ~♡
まろり~なさんの壁紙は二人がとてもクリアでゴテゴテしてなくて大好きです♬
ちょうど今の季節にピッタリな壁紙で涼しげやし癒されますね(^▽^)
723621mamさん
コメント下さりありがとうございました!!

2017/08/03 (Thu) 16:28 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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