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想定外…僕の初恋26.(最終話)

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最終話.






「ゴメンな…」
僕の背中を優しく撫でながら僕が落ち着くまでずっと抱き締めてくれてた
ヒョンとのこと…どう思いましたか
涙が出るのは突然の出来事で混乱したのと
«前はよくユノが相手してくれたじゃん»
ヒョンが言った言葉
僕にしたこと…ユノヒョンとは日常的だった
そういう事だと思うし僕はやっぱりショックでした
「ヒョン…すみません」
気が引けてきた僕はそう言うとユノヒョンから身体を離そうとモゾモゾ動く
と同時によりギュッと抱き締められて僕は固まる
「ゴメンなチャンミン」
そのゴメンの意味…どう解釈したら良いのかな
サイドビジネスやヒョンとの関係を黙っていたことに謝ってるんですか?
ヒョンとの関係なんて態々宣言しなくて良いですよ
「ヒョン…ごめんなさい」
「何で謝ってんだよ」
さらにギュッと抱き締められた僕
嬉しいけど複雑…
「少しは落ち着いたか?」
僕がこくんと頷くと僕を抱き締めていたユノヒョンの腕の力が緩んだ
「じゃあ…ちょっと話せる?」
「大丈夫です」
腹をくくってそう返事をした
ユノヒョンの腕が離れて行く
ちょっと寂しい気持ちになったけど身体を少し離してジッと見つめられる視線に顔が火照り始めた
「チャンミン…顔赤い…」
「え…」
僕の額に手を当て熱を測るユノヒョン
手を当てながら宙をさまよってた視線をユノヒョンは僕に戻した
僕をジッと見つめるユノヒョンを僕もただ見つめるだけ
「熱はないみたいだな」
そう言ってやんわり微笑んだ
無いですよ…ユノヒョンに見つめられて赤くなってんだから
ユノヒョンは一息つくと話し始めた
「ジャレてたとは思ってない…」
ユノヒョンは僕をジッと見つめ様子を見ている
「チャンミン…お前の目は…」
僕はユノヒョンが話してる途中で首を左右に振る
ユノヒョンが僕の肩を掴んだ
「チャンミン」
ユノヒョンは僕を見つめたまま黙っている
「ジャレてただけです」
僕にはそう言うしかない
ユノヒョンはそれ以上何も言わなかった
しばらく沈黙の時間が流れる
「サイドビジネスのこと…説明を受けました」
僕は話題を変えたくてサイドビジネスの話を始めた
ユノヒョンが僕を見つめながら小さく頷く
「驚きました…僕は何も知らなかったから」
「そうだよな」
ユノヒョンは頷く
「俺さ…やらないかって誘われたんだけど断わったんだ
断ったら俺の話を聞かなくなって」
「そうですか…」
僕がキュヒョナとご飯食べに行ったあの日の夜に断わったのかな
«お願いユノっ»
ヒョンの声が蘇りその時僕と見つめ合ったユノヒョンの表情を思い出した
「何とか辞めてもらえないかって機会を見ちゃ話してたんだけど…全然ダメで」
ユノヒョンがヒョンをよく見つめてたのもそれが原因なのかも…
「俺が声を掛けるとその話されるって思い始めたのかな…
気付いたらチャンミンと絡み始めて気が気じゃなかった
チャンミンには俺から説明するって言って止めてたからさ」
ユノヒョンは僕を見つめている
「チャンミンに話すかもしれない…
そりゃ断るとは思ってたけど…やっぱお前のヒョンだし断りきれなかったらって」
ユノヒョンはそう言って僕の様子を見る
「僕はユノヒョンの意見を聞くってヒョンには言いましたから」
「そっか」
「歌とは全く違うジャンルの内容なんで親にも相談したいし」
「そうだな」
僕の気持ちを聞いたユノヒョンの視線は安堵の色をしていた
「俺たちはデビューして…がむしゃらにやってきて今がある
有難いことに沢山のファンが出来た」
僕はウンと頷く
「俺たちはまだまだ目標に向かって
真っ直ぐ…ただ真っ直ぐ信じてきた道を走って行けば良い
サイドビジネスをやる必要もないだろ?」
「はい」
「俺たちは歌手なんだよ」
ユノヒョンの言ってる事はごもっとも
「だけどなチャンミン」
ユノヒョンは俯き加減に話を続ける
「どうしようもない波にのまれてしまう事もあると思うんだ」
どうしようもない波…
ユノヒョンはジッと一点を見つめしばらくの間黙っていた
「俺としては話をするしかない…この事でヒビの入る柔なグループじゃない」
ユノヒョンが僕に視線を移す
「俺はそう信じてる」
僕は黙って頷いた
「で?」
「え?」
僕がユノヒョンに返すとユノヒョンは僕の目尻付近を触る
「俺に嘘はダメだなチャンミン」
そう言うとユノヒョンは僕を優しく抱き締めた
え…
「ビックリしたよな…ごめんな」
トクトクと鼓動を感じる
僕は首を左右に振った
「責めないでやって欲しい…きっと俺の事で神経が立っていたんだと思うんだ」
「大丈夫です」
ユノヒョンは一つ大きな溜め息をついた
「目の前で奪われるって…キツい」
これ…ヒョンと恋人ですって何気に宣言してますよね
「すみませんでした」
あんな状況になりたくてなったんじゃないけど僕は泣きたい気持ちでユノヒョンに謝った
「何で謝んだよ」
だって…
僕とユノヒョンは同時に顔を見合わせた
「ヒョンと…その……」
ユノヒョンは僕の唇に人差し指を当てて話を止めた
「奪っていい?」
こう言って僕を見つめる
「え…」
このフレーズに僕は目を見開く
やっぱりあの日見られてた
でもなんで今そのフレーズ言うんだろう…
ヒョンとキスするなって怒ってる?…そう僕に伝えたくて?
僕は奪われた方なのに怒られるって…ないですよ
僕はユノヒョンから離れようとユノヒョンの身体を軽く押した
「ヒョン……誤解です…」
僕はそう言ってユノヒョンから離れる
ユノヒョンは距離を詰めてくる
「僕がユノヒョンからヒョンを奪うなんて…ないです」
ドンと壁に当たった僕
そんな僕の様子をユノヒョンはフッと微笑んで見つめている
「俺…おかしいかな」
なにが?…もう頭の中はパニックを起こしていた
僕は首を左右に振る
「そんな世界もあるし…どちらかと言えば僕は肯定派なんで」
僕は小さく呟く
「チャンミン…何言ってんのか分かんないな」
僕の顎をクイッと持ち上げたユノヒョンは僕の唇を塞いだ
え……
あの時と同じように目は開けたままな僕
なんで…
ゆっくり唇が離れユノヒョンは僕と視線を絡ませる
「俺…キスされてるお前見て」
続けて僕の耳元で囁く
「ショックだった」
ポカンとしている僕を見てユノヒョンは微笑んでいる
ショック?
頭来たんじゃなくて?
混乱している僕の事なんてお構いなし
ゆっくりとユノヒョンの顔が再び近付いてくる
ハッと我に返るとユノヒョンは至近距離で僕と視線を絡ませた
「チャンミン」
僕の名前を囁き声で呼んだユノヒョン
再び僕の唇を塞いだ
なんで…
どうなってんの
結構長い時間触れてたと思う
唇が離れる時にチュッと音が鳴り僕は瞳をゆっくり開けた
「上書きできた」
ユノヒョンはそう言って微笑んでいる
想定外な事態が起きた
僕…念願だったユノヒョンとキスをした…それも二回
でも何でユノヒョンが僕にキスしたのかよく分からない
上書きって…
「もしかして…ヒョンと二人して僕で遊んでるんですか」
状況がイマイチのみ込めない僕はいつものネガティブ思考が発動し悲しくなって眼に涙を溜め始める
「遊ぶ?…俺は遊びでキスなんてしないよ」
ユノヒョンは僕の頭を優しくポンポンとしながらそう話した
「上書きしたかったんだよ」
「上書き…」
僕は首を捻る
「まぁ…俺の心理を頑張って読んでくれ」
ユノヒョンはそう言うと僕のベッドにゴロンと横になった
「寝ようチャンミン」
両手を広げて僕を見つめるユノヒョン
「え…」
「良いから寝るぞ」
ユノヒョンは僕を強引に寝転がらせて僕をバックハグしてクスクス笑っている
憑き物が取れたかのようにユノヒョンははしゃいでた

「ユノ…何かいい事でもあったの?」
ヒョンが僕の隣に来てユノヒョンを見つめながら話しかけてきた
普通に接してくるヒョン
やっぱりヒョンにはあの程度は日常的ってことか…
テンション下がるなぁ…
でもユノヒョンはキスは遊びでしないって言ってたし…
あ…本気なのか
ガックリ項垂れる僕
「僕にはわからないです」
そうヒョンに答えた
「ふ~ん」
ヒョンは僕をジッと見つめていたんだけど視線が僕の首筋に移りニコッと微笑んで僕の首筋に指を滑らせた
「付いてるね」
「え?」
僕は首筋に何が付いているのか気になって鏡を探す
そんな僕を見てヒョンが耳元で囁いた
「僕…あの時キスマーク付けたんだよね」
そう言えばチクリとしたな…
キスマーク?
「……」
「チャンミン?」
固まってる僕をヒョンがツンツンする
「はい…鏡」
僕は恐る恐る鏡を手に取りヒョンが指差す場所をガン見してみた
「……」
泣きたい
「ヒョーン!!」
僕は絶叫しながらヒョンの身体を揺すりまくった
「だってチャンミン…喘ぎ声出して僕を煽るから」
はぁ?
開いた口が塞がらない
どうやったらそんな解釈できるんだ
「喘いでないし煽ってない!!」
僕はそう絶叫してめちゃくちゃ後悔する
「おいっ…チャンミン喘いだって何の話だ!!」
一番厄介なヒョンに聞かれてしまって僕は煙に巻くのに大変な労力を要した
あぁ…疲れた
わーわー煩いヒョンからようやく解放された僕はベランダに置いてあるベンチで休憩している
ユノヒョンもヒョンもいつも通りな感じで良かった
「昨日が嘘みたい」
ポツリと呟くと僕は伸びをして目を閉じた
風がとても心地良い
「ふぁ~」
欠伸をした時にベンチが揺れた
驚いて隣を振り向くとユノヒョンだった
ユノヒョンの視線が僕と合わない
「ユノヒョン?」
僕は不思議に思ってユノヒョンを呼んだけど全く視線は変わらずある場所をガン見している
「気付かなかった…」
そう呟いたユノヒョンが見つめてる場所
あ!!
ようやく気付いてその場所を手で隠したけどユノヒョンに直ぐ手を払われた
ユノヒョンが僕を見つめ…ニヤリと意味深に微笑んで去ってった
何となく顔が火照る僕
想定外だった僕の初恋
想定外にキュンキュンし始めたのでした




想定外…僕の初恋



END





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2017/07/19 (Wed) 01:16 | # | | 編集
No title

いつも更新楽しみに待ってました!続きが気になって早く次が読みたかったけれど終わっちゃってさみしい(>_<)続編はありますか?ホミンペンのキュヒョンやチャンミナを可愛がる他のヒョンもいい味出してて好き~(*´ω`*)また次の更新楽しみにお待ちしております!ありがとうございました(*^^*)

2017/07/19 (Wed) 06:12 | chika♪ #- | URL | 編集

こんにちは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました♬
初めまして、あっこと申しますm(__)m
若干強制終了ちっくでしたかね?(汗)
あっこも若干思ったんですがぁ…
終わらせてしましましたぁ(;^_^A
二人が「二人らしい」と感じて頂けたこと、めちゃくちゃ嬉しいです‼
あぁ~…伝わってるんだぁ~って感動すら覚えます
リアルちっくなのって神経使うんであっこさんエネルギーの消耗激しいんすよ(笑)
しかもデリケートな頃やん?
ゼーゼー(*_*;って感じでした(笑)
ちょっとエネルギーチャージさせて頂いてから続きを表現していけたらなって思ってます(*'ω'*)
気持ち軽めに自由に表現できるお話を挟ませてくださ~い(笑)
軽めなお話もこれから活字にしていくので直ぐには更新できないんですが(;^ω^)
「想定外…僕の初恋」をご愛読下さって本当にありがとうございましたm(__)m

2017/07/19 (Wed) 12:09 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
chika♪さんへ

chika♪さん、こんにちは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました!
一週間に一回ぐらいのペースなこのお部屋に足を運んで下さりありがとうございますm(__)m
続編ですがぁ…
一応考えてますので「これ続編ちゃうん!」ってタイトル見つけたらまた読みに来てください(笑)
分かりやすいタイトルやと思うんですぐ見つけられると思います♬
ただ~
いつ頃になるかはナゾデス(笑)
「うわっ‼久しぶり‼‼」ぐらい空くかもです(;^_^A
取りあえず次回は別のお話…って考えてます♬
楽しく読んで頂けたこととても嬉しかったです!
chika♪さん
コメント下さりありがとうございましたm(__)m
そして「想定外…僕の初恋」をご愛読下さってありがとうございました‼

2017/07/19 (Wed) 12:35 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
No title

上書き、、、
もう一個上書き♡
ユノのキスにウフフ♡

楽しみに待ってる。
次もまたよろしくね。

2017/07/19 (Wed) 14:09 | 723621mam #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、こんばんは('ω')ノ
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました♬
はい♡
ユノヒョンはチャミが唇奪われたあの日から悶々としておりました
|д゚)ナニシテンダヨ
虎視眈々と狙っていたのであります!!
さすがユノヒョン
チャンスは逃さな~い(〃▽〃)ポッ
今回のお話は偽終止な感じで最終話とさせて頂きましたので
その後の二人の関係はまた表現していこうと思っております
ですので
首を長--------くしてお待ち頂けると幸いです(;^_^A
723621mamさん
いつも温かくオモシロ可笑しいコメを有難うございます!
そして「想定外…僕の初恋」をご愛読下さって本当にありがとうございました♬
次ですね
わっ…わっかりましたー(汗)
ぼちぼちスイッチ入れていきますね!←ほんまかい!!

2017/07/19 (Wed) 22:51 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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