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想定外…僕の初恋~七夕Ver.

SummerCard20170707-akko-1.png

七夕Ver.






慣れない…
この雰囲気にまだ馴染めない
元々人見知りが激しめな僕だからなかなか馴染めないのは仕方ない
でもそれ以外にも原因がある
それはヒョンたちのように「スターになりたい」って夢を強く抱いて練習生になっていないこと
この意識の差はとても大きい
今まで平凡に暮らしてきた僕が突然スカウトされてヒョンたちと同じ場所に立っている
なぜスカウトされたかは母曰く母親譲りのルックスらしい
メンバーになれたのはルックス以外に歌唱力もあったらしい
でも歌が歌えてもダメで踊れないと話にならない
今それを痛感している
僕以外…歌って踊れる
そして僕が一番年下で踊れてない
否応なしにプレッシャーがかかる
体育の授業で踊るダンスぐらいしか踊ったことが無い
いつまでたっても上達しない僕は浮いた存在
ヒョンたちはそう思っていないのかも知れないけどネガティブ思考な僕だから…
そんな僕を厳しい視線で見つめるリーダーの名はチョン・ユンホ
怖いし苦手なタイプだった
みんな楽しげに話しているのに僕は交われない
勉強との両立で僕に心の余裕がない
辞めてしまおうか
そんな事も考えた時期もあったけどそこは僕の負けず嫌いな性格もあって踏みとどまっていた
頑張ろう…もう限界
気持ちの変化は激しかった
そんな僕の心の葛藤にユノヒョンは気付いていた
«俺を信じろ»
そう言って僕を見つめた目の色がとても印象的だった
今まであんな優しい視線でユノヒョンに見つめられた事がなかった僕
心に衝撃が走る
この人なら信じられる…信じようと思った
それからだよね
僕にとってユノヒョンが憧れの人になったのは…

憧れの人となったユノヒョン
改めて感じたこと
ユノヒョンの周りには常に人がいた
友達も多いし僕は入っていけない
自然とユノヒョン以外のヒョンと接する事が多かった僕
僕と接する時のユノヒョンは厳しい目ばかり
その厳しい目に僕の心は徐々に悲鳴を上げ始めユノヒョンを視界から外す日々が続いていた
トントンとドアをノックする音
「チャンミン?」
母が僕の名を呼びながらノックを続ける
僕は眠たい目を擦りながら眼鏡をかけると時間を確認した
7時前?
久しぶりに練習のない休日だからゆっくり寝たかったのに!!
「チャンミン…起きた?」
僕はゆっくり身体を起こしドアを開けた
「寝足りない…」
「分かってる…ゴメンねチャンミン」
母はそう言うと窓の方に行きカーテンの隙間から外を眺め僕を手招きしながら呼ぶ
「見て…」
僕は母と交代して外を見て驚く
「ユノヒョン!!」
「そうよね…見間違いじゃないわよね」
母はそう呟くと僕の部屋から出ていく
僕は部屋からユノヒョンをそっと見つめていた
うわっ…お母さん!!
母がユノヒョンの方へパタパタと小走りに向かってるじゃんか
ユノヒョンに声を掛けたのかユノヒョンが母の方を向いてペコりと頭を下げている
そして僕の部屋の方をジッと見つめると再び母と話し始めた
え!!
ユノヒョンが母に軽く頭を下げるとこっちに向かって歩き始めた
僕は慌てふためきながら服を着替え顔を洗いに走る
ヤバいヤバい
ヤバいヤバい!!
カチャリと玄関のドアの開く音と母の声
«お邪魔します»
ユノヒョンの声に心臓の鼓動が跳ね上がった
「あらチャンミン…目が覚めた?」
そりゃ覚めるでしょ!!
「ユノくん…暑かったでしょう…お茶どうぞ」
「有難うございます」
僕はグビグビと飲むユノヒョンをポカンと見つめていた
「そんな見つめんなって」
ユノヒョンの声に僕がユノヒョンをガン見していたのに気付いた
「どうしたんですか…」
僕は今の状況が信じられない
「さっきお母さんには話したんだけど…」
ユノヒョンが話していたら母がテーブルにあるモノを置いた
「ユノくん…たいしたものじゃないけど持って行って」
「お母さん…有難うございます」
ユノヒョンが椅子から立ち上がり母に礼を言っている
「チャンミン行こうか」
「え?」
ユノヒョンはテーブルに置かれた袋を手に取ると母にもう一度頭を下げている
「気を付けて」
「はい…」
母とユノヒョンだけで話が進み僕は蚊帳の外
「どこか行くんですか…練習になったんですか?」
僕の話にユノヒョンはふと笑って少し考える素振り
「とにかくついてきて」
そう言うと先に玄関の方へ歩いて行く
「チャンミン…行ってらっしゃい」
母はそう言うと優しい笑顔で僕に手を振った
僕は首を傾げながらユノヒョンに続いて玄関へ向かう
「あ…チャンミン」
母が僕を呼び止め僕の耳元で囁いた
「良いお兄さんね…お母さん…ユノくん好きよ」
そう言って笑いながら僕を見つめた
「では行ってきます」
「行ってらっしゃい」
僕が靴を履くとユノヒョンは玄関を開け歩き始めた

電車を乗り継ぎ着いた場所
綺麗な海だった
砂浜を歩くユノヒョンの後を僕も歩く
優しい波の音が心を浄化してくれるように感じた
「この辺で良いかな」
ユノヒョンはそう言うと砂浜に座った
「食べようか」
ユノヒョンがずっと手に持っていた物
母のおにぎりだった
「うまいなぁ~」
ユノヒョンは空を見上げ目を閉じながらそう呟いた
僕は海を見つめながら黙って食べている
「なぁチャンミン」
ユノヒョンが海を見つめながら僕を呼ぶ
「俺のこと嫌いか?」
僕は驚いてユノヒョンを見つめた
「嫌い?」
ユノヒョンは海から僕へ視線を移す
僕は黙って左右に振る
「そっか…良かった」
本当にホッとした様子のユノヒョンに僕は何とも言えない感情になる
「俺さ…チャンミンが俺を見る目が気になってた」
「え…」
「俺を信じろって言ったの覚えてるか?」
僕は頷く
「今の俺…信じられてないんじゃないかって
チャンミンさ…俺と話すことないし…お前を見るといつも怯えた目して俺を見てるし
リーダー失格だなって最近考えてたんだ」
「そんな…」
ユノヒョンはふんわり笑いながら
「不安になってさ…ゆっくりお前と話がしたくなったんだ」
そう言って僕を見つめた
僕の行動でユノヒョンがそんな風に考えてるなんて思ってもみなかった
「辞めたりしないよな」
ユノヒョンはジッと僕を見つめる
「始めにさ…やる気のない奴は辞めろって言ったかもしれない
チャンミン…確実に上手くなってるよ…それはみんな認めてる…
でもまだ伸びしろある事もみんな知ってるし俺もそれは感じてる」
ユノヒョンが僕を見る
「チャンミン…俺を信じて付いてきてくれるよな」
ヒョン…
「家まで来たのはこの為ですか?」
ユノヒョンは頷いている
「お前の不安定な感情が気になった…
お前を失う訳にはいかない
もちろんグループにとってもだけど俺にはチャンミン…お前が必要だから」
「面倒臭い奴だって…辞めたら良いのにって思われてるかと思ってました」
「ある意味面倒だけどな」
そう言って笑ったユノヒョンの表情が真剣な表情に変わって僕を見つめた
「俺について来てくれる?」
憧れの人からのこのフレーズ
僕は嬉しくて…ちょっと緊張した表情のユノヒョンに嬉しくて泣きながら頷いた
ギュッと僕の肩を抱いたユノヒョン
「ホントは泣き虫なのもさっきお母さんから聞いた…負けず嫌いなのもな
チャンミン…デビューして世界中で愛されるグループになろうな」
そう言って僕をギュっと抱きしめてくれた
ユノヒョンは僕の不安定な心を見抜いていた
ポンポンと背中を優しくたたく
「あぁ~…お前の気持ちを聞けて良かった」
「ユノヒョンの気持ちが聞けて僕も嬉しかったです」
「あはは…緊張した」
ユノヒョンはそう言うと立ち上がった
「帰ろうか」
そう言って手を差し伸べ僕の手を掴んだ

「お帰りなさい」
帰ってきた僕に気付いて母が笑顔で迎えてくれた
「お風呂入ってくる」
ちょっと勿体ない気持ちになりながら潮風に包まれていた身体をシャワーで洗い流す
部屋に戻ってベッドにゴロンと横たわり今日の出来事を振り返る
「不思議な日だったなぁ~」
ふと目に飛び込んできたのはカレンダー
「今日って七夕だったんだ」
願い事するとしたら…
ベッドから起き上がり窓のカーテンを開けると空を見上げ願い事を唱えた


あの時唱えた僕の願い事
今もバッチリ叶ってます





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コメント

No title

サブタイトルを考えてみた
・二人だけの秘密。。。with おにぎり。
・ひょんとうみとおにぎりと
・七夕はおにぎりのかほり

あれ?おにぎりだらけ???

2017/07/08 (Sat) 04:16 | 723621mam #- | URL | 編集
おにぎり!!(笑)

失礼…爆笑しちゃいました…
mamさん最高…!(笑)

どうなることかと思いましたが 無事『七夕』でオチがついて良かった!(笑)
願い事は ちゃんと叶って良かったね、チャンミン。
ユノヒョンの願い事は どうだろうか?
1人で笹に短冊付けてそう…
有言実行のユノだもの、きっと叶ってます♪

七夕は…
ひょんとうみとおにぎりと。

あら、二つ目のサブタイトルだわ(笑)



2017/07/08 (Sat) 09:50 | まろり~な #la5PUrQg | URL | 編集
No title

ああ、、、
すみませんすみません、
だってまろり〜なさんが、、、← 責任を押し付けるけしからんヤツ。


ボツにしたのに、もういっこだけ、、、


おにぎりいくつ持っていったと思ってるの?
「35億」


・・・サブタイトルになってないし・・・




2017/07/08 (Sat) 13:11 | 723621mam #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、おはようございます(^▽^)/
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいました♬
サブタイトル(笑)
おにぎりをフィーチャーするとは723621mamさんお目が高い(笑)
おにぎりの塩と海の潮を感じて頂けたらと想いながら書いたあっこです
語呂的にも「ひょんとうみとおにぎりと」
採用!!(笑)
想定外…僕の初恋~七夕Ver.«ひょんとうみとおにぎりと»
いかがでしょう♬
723621mamさん
コチラのフレーズいつかお話に使用させて頂けませんか?
ご検討をお願い申し上げますm(__)m
(笑)
723621mamさん
コメント下さりありがとうございました!!

2017/07/10 (Mon) 09:16 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
姉さまへ

姉さま、おはようございます!
PLANET~TVXQ~へようこそお越し下さいましたm(__)m
ほんまに(笑)
あっこも723621mamさんのセンス大好きです♬
二つ目サブタイトル採用です(笑)
お話の中で使用して良いか使用許可申請中です(笑)

七夕Ver.
どうなることかでしたよね(汗)
こうなりました(爆)
必死のパッチやったでしかし~
前半の解説的な所…あっこの悪い癖がでちゃってますよね(;´・ω・)
時間との勝負で焦るとこうなります( ノД`)シクシク…(結局時間内に全部書き終えれなかった(泣))
ユノ…短冊に付けてそう付けてそう!!
嫌われてんじゃないかって思ってたユノなんでチャミとの関係改善を願いながら笹に付けます♬
「笹さん…俺の願い…想いを込めて結ぶから…笹さん…一緒に願ってください…お願いします」
きっとこう笹に話しかけていることでしょう♬
姉さま
コメント下さりありがとうございましたm(__)m

2017/07/10 (Mon) 09:40 | あっこ・x・ #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、おはようございます♬
35億…
シム家…
どんな釜で炊いとんねん!
って突っ込んだあっこでした(笑)
色々と考えて下さってありがとうございました(笑)
個人的には反省点の多い七夕Ver.で楽しんで下さってあっこは嬉しいです( ノД`)
どんどん突っ込んで下さい(笑)
723621mamさん
コメント下さりありがとうございましたm(__)m

2017/07/10 (Mon) 09:56 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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