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想定外…僕の初恋18.

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18.






「あぁ~…食った」
お腹を擦りながら天井を見上げるキュヒョナ
そんなキュヒョナを見つめながら僕は箸を進める
「お前まだ食べれんの!?」
食べ続ける僕を呆れた顔して見てくる
「食べ放題なんだから食べれるだけ食べたいじゃん」
「いや…それにしても相当食ったぞ」
そう言ってどれだけ注文したかメニューを言い始めた
「まだ1時間も経ってないのにスゲー量食ってる」
キュヒョンの言葉に僕は笑った
「キュヒョナは始めにガッツいて食べ過ぎたんだよ」
「腹減ってたんだよ」
「それは僕もだけど…もう少し頭使って食べなよ」
僕はもう食べれないってしかめっ面するキュヒョナが可笑しくて笑った
「食べる時まで頭使いたくないって!!」
ホントに満腹になっちゃったみたい
「お前は食べてて良いよ…好きなだけ食え」
「うん…じゃあカルビ追加してくれる?」
僕の言葉に爆笑するキュヒョナ
「お前の嫁になる人は飯作るの大変だな…あ…」
キュヒョナが僕を見つめながら指を差す
「お前のお相手はユノヒョンだったな…お前が作る側だから問題無しだな」
「なに言ってんのかイマイチわからない」
キュヒョナは僕をジッと見つめて不敵に笑った
「はいはい…もうそんな返しに俺は辟易しているの分かってないのか?チャンミナ」
呼び出しボタンを押しながらキュヒョナはそう話す
「お前に嫁は不要だ…お前が嫁になるんだからな!!」
そう言って「俺うまい事言ったな!!」って自画自賛してる
「キュヒョナ…暴走し過ぎ」
「お前は強情過ぎ」
目が合うとキュヒョナはケラケラ笑った
«お待たせしました…カルビ2人前です»
店員が皿をテーブルに置くとキュヒョナがジュージューと焼き始める
「あのさ…お前から電話って滅多にないじゃん?」
「え~…電話するじゃん」
「断然俺からの方が多いだろ!!」
キュヒョナは肉をジュージュー鉄板に押し付けて焼く
「そんな焼き方したら美味しくなくなる…」
「わかってら~」
焼けた肉を僕の皿に入れながらキュヒョナは話を再開させた
「チャンミナから電話が入ってたあの時間って仕事だっただろ?
何かあったんじゃないかって気になっちゃったわけ」
僕は肉を口に運びながら違うと首を振る
「仕事終わりで帰るところだったんだ」
「そっか…あの日はゲームに集中しちゃってたから時間感覚がおかしくなってたんだよ
熱中し過ぎて不覚にも気づかなかった俺ですよ…
夜中とは気付かずお前に電話したよな」
「うん」
「で?…俺に聞いて欲しかった事って?」
「もう解決したから…」
僕がそう言うとキュヒョナはテーブルをドンと勢い良く叩いて僕を見つめる
「お前さ~…ホントいい加減にしろ」
僕をジッと見つめるキュヒョナの目の色は真剣だった
「ごめん」
軽く溜め息をついたキュヒョナは少し表情を和らげる
「俺ね…ちょっと感じてる事あるんだ
それはお前の話を聞いてから話すから先ずはチャンミナ…お前から話してくれ…ほら…まぁ食え」
焼き上がった肉を皿にのせて食べろと促され僕は口に運んだ
「親友を作っちゃダメなのかなって…誰とも親しくなっちゃダメって言われてるようで
だけどヒョン自由にしてるじゃんって…納得出来ないし訳もわかんなくて」
キュヒョナは興味津々な表情で僕を見つめている
「何て言われたんだ?…事の発端は?」
「キュヒョンと仲良いんだな…から始まって」
「俺発端かよ…てか仲良いのヒョンだって知ってるじゃん」
キュヒョナはそう言って笑っている
「自分には本当の僕を見せてないって言うんだ
そんな事ないって…同い年って自然と仲良くなるのはヒョンだってそうじゃないですかって
説明しても納得してくれないし…ヒョンたちに遠慮してないこと分かって貰えないのが何でって…」
「そうだよな…ヒョンに言われたくないよな」
キュヒョナは軽く溜め息をつく
「ヒョンてさ…誰にでも優しいってのとスキンシップ激しいってのがさ…無自覚なんだと思うぜ
まぁ…ヒョンとはさ…チャンミナが言うように同い年だから他より気を許してるってあると思うんだよ
だけどそこも分かってない可能性あるじゃん?」
僕は首を振る
「僕が同い年って仲良くなりますよねって話したら«まぁ…そうだな»って答えたよ?」
「じゃあそこは理解してんだな」
「うん…」
僕は頷くと肉を頬張る
「僕だってヒョンと話そうと思うけど…あの雰囲気に割って入るなんて出来ないし
それなら他のヒョンと話してた方が気分的には楽だし」
「まぁな…お前の気持ちはわかるよ」
キュヒョナはそう言いながら残りのカルビを焼き始める
「自分の気持ちをぶつけたの初めてだった…憧れて尊敬してるヒョンのこと納得出来ないってなったんだ…僕は」
呟くような声で話す
「尊敬してるヒョンって…大好きなヒョンの間違いだろ?」
キュヒョナがニヤッと笑う
「まぁ…それは後で改めて確認するけどさ
初めて意見がぶつかった…それってさ…腹割って話せたって事だし良かったんじゃないか?」
「そうかも知れないけど未だに納得出来ないよ…今日も意味アリ気な言い回ししてたじゃん?」
「あんなのリップサービスじゃん…何マジに受け止めてんの?」
「自分は自由にしてイイんだ…それはリーダーだからなの?…わからないよ」
「チャンミナ…お前のその感情は世間では嫉妬と言う」
「嫉妬?…嫉妬じゃない…意見の相違だよ」
「ほんと強情なチャンミナ」
キュヒョナはお手上げポーズして笑ってる
「で?お前さ…ヒョンと話してる所を割って入って話せないってのは言ったの?」
僕は苦い顔しながら頷いた
「お前…それどう解釈されたかな…ヒョンの反応はどうだった?」
「なんか…晴れ晴れとした表情してヒョンは僕の肩を掴んで«ガンガン話してくれ»って言ってさっさと寝ちゃったよ」
「ヒャー」
キュヒョナは目を見開いて声を上げた
「なるほどな…」
「なるほどな?」
僕はキュヒョナの言葉をオウム返しする
「チャンミナ…俺の目に狂いはなかった」
「は?」
訳が分からなくてキュヒョナをガン見する
「思いっきしホミンじゃん」
「え?」
キュヒョナはニコニコしながら呼び出しボタンを押す
しばらくしたら店員が来てキュヒョナはカルビと塩タンを注文した
「腹減ってきた」
そう言うと少し笑いながら僕を見つめる
「じゃあ俺が感じてること話すから」
僕もキュヒョナをジッと見つめ頷いた
「俺が直近で会った日はアルバムのジャケ写とかの撮影日だった
俺はお前の様子が心配で行ったんだぜ」
「え…なんで」
「なんでって…言わなかったか?
ユノヒョンとヒョンが仲良くしてる画像がTwitterであがりまくってただろ?
凹んでんじゃないかなって思って心配で…行こう!!ってなったんだ」
「凹んでないよ」
僕の言葉を聞いたキュヒョナはギロっと僕を睨んだ
「で…遊びに行っただろ?
ユノヒョンがグイッとお前の肩を引き寄せバランスを崩した時に見つめ合ったお前ら…」
ここで話を切って僕を見つめながら話す
「お前のリアクションはめちゃくちゃ可愛かったんだけどさ…ユノヒョンの目の色がな」
「目の色?」
キュヒョナは僕をジッと見つめるだけで何も言わない
「なっ…なに」
僕はこの沈黙が嫌でキュヒョナに声を掛ける
「チャンミナ…俺的には今更なんだけどちゃんと聞いておきたい」
「……」
キュヒョナの真剣な表情に僕は深呼吸して心を落ち着かせる
「チャンミナ…お前はユノヒョンを異性を想う感情で好きだよな」
ドキンと心臓が大きく鼓動し身体中に響き渡る
「答えてくれる?」
僕はゴクリと唾を飲み込みキュヒョナを見つめる
「いつの間にか…ユノヒョンを好きになってた」
キュヒョナはうんと頷いている
「やっとお前の口から聞けた」
凄く嬉しそうな表情で僕に声をかけるキュヒョナ
「正直自分の気持ちに驚いたし戸惑った」
「そうだろうな…」
キュヒョナと目が合った僕は何となく恥ずかしくて俯くと
「ヤベェ~…その表情激萌える」
キュヒョナは自分の胸を押さえて目を瞑る
「キュヒョナ気持ち悪い」
「ユノヒョンを好きになってからのお前…めちゃくちゃ可愛いくなったんだぜ?」
「可愛いとか…僕は女じゃないし」
「ふとした仕草がな~…俺には堪んないな!!」
一人テンション上がってるキュヒョナを若干呆れ気味に見つめてた僕
「そんな冷めた目で俺を見るんじゃない!!」
思わず僕は笑う
「あの時ユノヒョンの目の色がさ…俺には雄に見えたんだ」
キュヒョナが話を戻す
「雄ね~…僕にはよく分かんない」
「分かんないよな…お前にはまだ早い」
「ちょっとカチンてくる言い方するね」
キュヒョナは笑う
「あの日な…俺はホミンなお前とユノヒョン目撃出来て胸を撫で下ろして帰ったんだけどさ…
あの後お前からの意味深な電話だろ?…だから今日…俺は検証してみた」
「何の検証?」
「ユノヒョンの心の中」
心の中…
僕の頭に浮かんだ映像に気分が沈む
「そんな顔すんなって」
キュヒョナの優しい声
「ホミンだって言ってるだろ?…自信持て」
「自信持てってさ…冷静に考えたら変な話してるよね」
「そうか?」
「これじゃBLじゃん」
そう言う僕をキュヒョナは見つめる
「どんな形でも本気で好きになれる人に出会えた事は素晴らしいと思う
BLでもイイじゃん…
俺はたまたま好きになる相手は女だから説得力はないかも知れないけどさ
ユノヒョンって人は性別なんて関係なく惚れさせちゃうんだよ…そしてユノヒョン自身間違いなく肯定派だと俺は思ってる」
「性別関係ないって?」
「そう」
ある意味当たってる
ヒョンとの絡みを見てれば頷けるから
「だからそんな顔すんなって言ってんだろ~…俺言ったじゃん?…お前を見つめる目の色が雄だったって」
ドキドキしてたから覚えてない
「ユノヒョンの心の中…どうだった?」
僕はキュヒョナに恐る恐る聞いてみた
「それはな…」
キュヒョナが話し始めたと同時だった
«お待たせしました…塩タンとカルビです»
「……」
静まり返る
«え…すみません»
「いえ…こちらこそ静かですみません」
そんな会話をしながら店員から皿を受け取り再び焼き始めた
「心の中な…荒れ狂ってた」
荒れ狂ってた…
「俺の手荒な検証で心が荒れたってことはお前には朗報だチャンミナ」
そう言ってウィンクするキュヒョナに僕は苦笑いで応えた





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