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想定外…僕の初恋 10.

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10.





目にしたくなかった
ユノヒョンの視線を一身に浴び微笑んでるヒョンの表情が目に焼き付く
幾つもの画像があったけどどれも楽しそうで二人だけの世界にしか見えない
肩を抱き笑いながらヒョンを覗き込むユノヒョンやヒョンの手を取り歩く姿
二人の楽しそうな笑い声が聞こえてきそう
なんで…どうして…
僕じゃないんだろう…
「チャンミン?」
ヒョンに声を掛けられ我に返る
僕はまともにヒョンを見ることが出来ない
「食欲ないね…大丈夫?」
朝からしっかり食べる僕だからボーっとしているのが気になったみたいです
「大丈夫です」
ヒョンを見ることなく話す
「昨日俺たちが遅かったから拗ねてんじゃね?」
別のヒョンが話す
「拗ねてないです…ちょっとボーっとしちゃっただけです」
僕はそう言ってサラダを口に運ぶ
「可愛かったな~…昨日のチャンミナ」
ヒョンたちはクスクスと笑いながらウンウンと頷いてユノヒョンを見ている
ヒョンたちはどうしてユノヒョンを見てるんだろ
「何かありました?」
僕がユノヒョンに聞くと
「そんな特別何かってなかったよ」
ユノヒョンの言葉に他のヒョンが直ぐに突っ込む
「おいおい…思いっきしあったじゃん」
そう言って笑っている
ヒョンが僕を指差して一言
「事件だ」
「事件?」
「俺には衝撃的事件だ」
そう言って話し始めた
「俺たちが帰って来てリビングに入ったらさ…
チャンミン何も掛けないでソファに蹲ってちょこんと寝てたんだよ」
「みたいですね…朝ユノヒョンに聞きました」
「お前はなんでソファで寝てたんだ?」
「ユノヒョンからもう直ぐ帰るからってメールあったんで待ってて…」
「な?…この時点でキュンキュンだろ?…お前は俺たちの帰りを寝ないで待ってくれてたんだ
なんて可愛いんだ俺のチャンミナ」
僕は苦笑い
「で…睡魔には勝てずお前は寝てしまう」
僕はヒョンを見つめながら頷く
「布団掛けてそのまま寝かそうかって俺が言ったんだけどさ…そこで待てがかかる
ユノがベッドに寝かせた方がいいって言うから俺がチャンミンをお姫様抱っこして連れて行こうとしたんだよ…
そしたらお前さ…なんて言ったと思う?」
話を振られた僕なんだけど全く記憶がないから首を傾げてヒョンを見つめるだけ
「うっすら目を開けて言ったんだ…«何でヒョンなの?…ユノヒョンは?»だって」
「嘘…僕…そんな事言ったの?」
「言ったんだよ」
ヒョンたちは頷く
「で…ユノがチャンミンの名前を呼んだんだ«チャンミンただいま…遅くなってごめんな»ってな
そしたらチャンミンはユノヒョンを見つめてニコッと笑ってさ
«ヒョン…お帰りなさい»だって!!…俺にも言ってくれ!!」
ヒョンの叫びを聞いて他のヒョンたちは笑っている
「ヒョン…すみませんでした」
僕がそう声をかけると
「これには続きがあるんだぞチャンミナ!!」
そう言ってオレンジジュースをグビグビ飲んだ
「え…まだ何かやらかしてますか…」
飲み干して空になったコップを勢い良くテーブルに置くと
「おぅ…俺は昨日チャンミンに泣かされたんだぞ」
泣きマネしながらヒョンは話す
それは嘘っぽいって感じたけど黙って聞く事にする
「極めつけはだな…
俺が抱っこしようとしてたじゃん?…目の前に俺が居るんだし普通の流れ的には俺が抱っこだろ?
それがだ…チャンミンはユノを見つめて手を広げたんだ!!…こう!!」
ヒョンはジェスチャーして僕に説明する
「わかるか?…赤ちゃんがやるじゃん?…抱っこされたい相手に手を差し伸べて求めるだろ?
チャンミンもやりやがった…お前は俺じゃなくユノを求めたんだよ!!」
え!!
思いっきしやらかしてるじゃん!!
「ヒョン…すみません!!…全然覚えてません!!」
僕は真っ赤になりながらヒョンに謝る
「悔しいー!!」
叫ぶヒョンをユノヒョンが抱き締めて慰めている
「俺…お前より優しいからさ」
笑いながらユノヒョンがヒョンに言うと
「お前が一番チャンミンには厳しかったのに…何でだよー!!…」
再び叫ぶヒョンにユノヒョンは声を上げて笑っている
「頼れるリーダーだから……かな?」
ユノヒョンをジッと見つめついたヒョンが僕に話す
「きっとヒョンだと落とされるって本能的に感じたんじゃないかな…」
僕のこの呟きにみんな笑っている
「確かにな~…お前なら落としそう」
「落とすわけないじゃん!!…逆にギュッと抱きしめてそのままベッドにダイブだ」
「うわ~…ユノで良かったなチャンミン」
「ね?…僕の本能は間違ってなかった」
みんなで大笑い
賑やかな朝食になってさっきの画像のショックは幾分かマシになった
しかし…そんな事してたなんて
ユノヒョンは何も言わなかったから驚いた
「さっ…準備しないと」
ユノヒョンに肩をポンと叩かれ僕は食器を洗う為に食器をシンクへ運ぶ
「洗いますから」
ヒョンに声をかけて僕は食器を洗い始めた
楽しかった朝食も終わって事務所へ向かう準備を各々し始める
僕も洗い終えると服を着替えクシャクシャの髪を急いでセットした
「それで大丈夫なの?」
ヒョンがユノヒョンに声を掛けている
「大丈夫…どっちみち向こうでスタイリストさんがやってくれるんだし」
そうだけど…結構なハネっぷりです
ユノヒョンは帽子でハネてる髪を隠して行くらしい
「行くぞ~」
ユノヒョンの号令でみんな玄関を出た
廊下を歩いていたら前を歩いていたユノヒョンがいきなり立ち止まる
僕は止まりきれずユノヒョンにぶつかってしまった
「ヒョっ…ヒョン…どうしたんですか」
「携帯忘れた」
ユノヒョンは小走りして部屋へと戻って行くとあっという間に出てきた
「靴脱いでないよな」
「そう思う……」
ヒョンたちが話している
うん…きっと脱いでない
ユノヒョンの足元を見たら脱ぎにくそうな靴だった

「おはようございます」
僕たちは迎えに来ていたマネージャーの車に乗り込みジャケット写真の撮影現場へと向かう
ユノヒョンの隣にはヒョン
僕は一人で窓際に座り外を眺めながらイヤホンを耳にして音楽を聞き始めた
時々視界に入る二人の頭
くっついたり離れたり…
きっと楽しい話をしたりふざけ合っているんだろうな…
ユノヒョンたちの前に座っていればこんな二人を見なくて良かったのにと後悔する僕
出来るだけ視界に入れないように移りゆく景色を眺め移動時間を過ごした
「チャンミン…」
軽く肩を揺すられ僕は目を開ける
「着いたよ」
寝てしまった僕をヒョンが起こしてくれた
「有難うございます」
起きた僕をヒョンの隣で見ていたユノヒョン
「寝不足だよな…ゴメンな」
ユノヒョン…
僕は顔を左右に振る
「僕は少し寝不足だけど…ユノは大丈夫なんだね」
「俺?…結構ぐっすり眠れたからスッキリしてる」
「へ~」
そんな会話をしながら二人は車を降りていく
僕も続いて降り二人が並んで歩く姿を見つめながら楽屋へ入って行った
「よろしくお願いしま~す」
スタッフの声で撮影がスタートする
立ち位置はいつもと変わらず
「チャンミン…ユノにもたれるようにしてみて…そう…身体預ける感じ…うん…イイよ」
「遠慮すんなよ…もっと身体預けて良いから」
ユノヒョンが小さな声で僕に話しかけてくる
「はい…」
ユノヒョンの温もりを身体で感じる
ユノヒョンの隣のポジションで良かったと思う瞬間です
急に僕の肩をグッと抱いて引き寄せるユノヒョン
引き寄せる力の強さによろめく僕をユノヒョンは抱き締めた
「あ…悪い…」
ユノヒョンの顔が近くて何も言えずにただユノヒョンを見つめる
「そこ…見つめ合わない」
カメラマンに突っ込まれるとスタッフから笑い声
カメラマンの方を向くと
「チャンミン…顔真っ赤だぞ」
カメラマンからトドメの一言
うぅ…恥ずかしい…
「うわっ…マジで真っ赤じゃん」
ヒョンから突っ込まれスタッフも更に笑っている
「はい…切り替えていくぞ…撮るよ~」
パシャパシャとシャッターの切る音がスタジオ内に響き渡った
撮影も終盤に差し掛かった頃に何気なくスタッフの方に視線を向けたら…
え!!
キュヒョンがいて僕は思わずガン見してしまいまたカメラマンに突っ込まれるハメになった
そんな僕をキュヒョンはお腹を抱えて笑うポーズ
キュヒョンだけじゃなくてメンバー何人かで来ている様子
「よ~し…今日はこれで終わりにするぞ~」
「有難うございました」
僕たちはカメラマンに挨拶してSJメンバーのもとへ向かう
「お疲れさま…どうした?」
ユノヒョンがドンへヒョンに聞いている
「キュヒョンがチャンミン見に行くって言うから俺らも付いてきたんだよ」
「そうなんだ」
「お前とチャンミンの見てたぞ…なんだよチャンミンのあの仕草…可愛くて堪んないじゃん!!」
ドンへヒョンが僕を抱き締める
「よろめいて恥ずかしかったんですよっ…ヒョン…苦しい」
もがきながらヒョンに言うと身体を解放してくれた
「ユノ…お前わざとだろ」
ユノヒョンは笑っている
「目に入れても痛くないって視線でチャンミン見つめやがって」
「可愛い俺の弟だからな」
弟…
僕はヒョンにとって弟でしかない存在…だからヒョンと絡むような絡み方はして来ない
再認識させられて凹む僕
片想いってツラいな…
「僕にとっても可愛い弟だよ…チャンミンは」
ヒョンが僕の肩を抱き頬にキスをした
!!!!
「可愛い…」
僕の反応に笑顔なヒョン
「二人のキスシーンは抵抗なく見れるな…なぁ…ユノ」
「そうだな」
ユノヒョンは笑っている
笑えないよ…
「俺もキスする」
別のヒョンが唇を尖らせて僕に迫ってきた
「嫌ですよ!!…ヒョン絶対唇にするもん」
「あったり前だ…俺のキスを受け取れ~」
僕はヒョンに追いかけ回され逃げ惑う
結局捕まって唇は阻止できたけど頬に何度もキスをされた
「チャンミンご愁傷さま」
ドンへヒョンが僕の肩をポンと叩いて笑っている
「最悪です…」
「ヒョンたちに愛されてる証拠じゃん…有難く受け止めなきゃな
ユノ…俺たち差入れ持ってきたんだよ…みんなで食べようぜ」
「サンキュ…じゃあ食べようかな」
ユノヒョンはみんなに声を掛けながら楽屋へと歩き始めた
「チャンミナ」
後ろからキュヒョンの声
「来るなら教えてくれたって良かったじゃん」
「急に決めたからさ」
僕はキュヒョンと並んで楽屋へと戻って行く
「さっきの萌えたわ~」
「え?…ヒョンたちからのキス攻め?」
「違うよ!!」
キュヒョンは笑いながら否定した
「見つめ合う二人に俺の胸はキュンキュンした」
キュヒョンは胸に手を当てながら僕を見つめる
「ん~?」
僕の様子で僕が分かってないって悟ったキュヒョン
「ホミン最高」
僕の耳元でそう呟くと僕の肩を抱き歩き始めた




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