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Platonic Love~16.

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16.







そっと触れた唇
冷たい手と違ってとても温かい
その温かい唇がゆっくり離れていくのを感じて瞼を開けると
俺を見つめるチャンミンと視線が合って見つめ合った
「キス…しちゃった」
まだ唇が触れそうな距離でチャンミンは俺に囁く
ゆらゆらと揺らめくチャンミンの瞳を俺はジッと見つめていた
「嫌だった?」
そう言うチャンミンに俺は首を左右に振る
「気持ち良かったよ」
俺がそう言うと「僕も…」と言ってハニかんだチャンミン
俺はそんなチャンミンの肩をグッと引き寄せる
「危ないことするね…」
俺の言葉にチャンミンは笑う
「ユノだって僕のこと好きでしょ?」
チャンミンはそう言うと俺を見つめもう一度言う
「好きでしょ?」
俺はチャンミンを見つめながら伝える
「好きだよ」
俺の言葉にチャンミンは嬉しそうに笑みを浮かべた
「ユノと前に会った日さ…帰ったら彼女抱かなきゃって言ってたじゃん?」
「ん?…あぁ…言ってたな」
チャンミンは海を見つめながら話し始めた
「あの日さ…彼女抱く前にイッちゃって」
チャンミンを見るとチラっと俺を見て笑った
「AVも観てないのにだよ?」
笑ってたチャンミンの表情が変わる
「何でイッちゃったと思う?」
俺の背中に回していたチャンミンの手に力が入ったのを感じてチャンミンを見つめる
「どうしてかな…」
海を眺めていたチャンミンが「分かってるんじゃないの?」って顔しながら俺を見つめる
「あの日ちょっと変な妄想しちゃったじゃん?
その影響かな…僕…ユノとね……」
チャンミンはそう言って黙る
「なに?」
チャンミンに聞くと「言わせたい?」って囁く
「お前が話し始めたんじゃん…最後まで聞きたいな」
俺も囁き声でチャンミンに言うとチャンミンは微笑んだ
「僕たちセックスしてたんだよね」
耳元でそう呟くと俺を見つめてふんわり笑った
「そうなんだ」
俺もチャンミンを見つめて微笑む
「ちょっとリアルな感覚があってさ…興奮しちゃって…そしたら絶頂来ちゃって」
「どこでヤってたんだ?」
「ベッドルーム」
俺は驚いてチャンミンを見つめる
「だったら奥さん…怒ったんじゃないか?」
「まぁね…一人で挿れもしないで気持ち良くなるなって」
チャンミンは苦笑いしている
「奥さんにイった理由言ってないよな?」
「言えないよ!!」
「だよな…」
俺はそう言って笑った
「実際ね…今までの中で一番気持ち良かった」
チャンミンは俺を見つめる
「そっか…」
俺はフッと微笑んだ
「あのさ…僕の妄想ではどっちが抱いてたと思う?」
チャンミンが俺の反応を伺いながら聞いてきた
「どっちかな…」
俺の返事にちょっとふくれっ面するチャンミン
「もちろん僕がユノに抱かれてた」
そう言ってチャンミンは俺をジッと見つめる
「もちろんって」
俺はそう言って笑った
「でも…それなら想像できるかな…」
俺がポツリと呟いた言葉を聞き逃さなかったチャンミンが嬉しそうに俺の顔を覗き込んだ
「それって…ユノは僕を抱けるって解釈して良いのかな」
そう言ってジーっと俺を見つめる
「解釈か~…また違うような気もするけど…」
俺の言葉にテンションが下がるチャンミン
「ん~…まぁ…抱けると思うけどさ…実際俺は男を抱いたことないから想像だけだけどね」
チャンミンは俺の耳元で囁く
「抱いてみる?」
チャンミンは俺と視線を合わせてジッと見つめ瞳を揺らめかす
チャンミンの左手薬指の指輪がキラリと光り俺は首を左右に振った
「お互い……独身なら…」
俺のこの言葉でチャンミンから笑顔が消えた
消えた途端チャンミンの眼から涙が零れる
「ユノ…この状況でソレ言うなんて酷いね」
俺はチャンミンをジッと見つめる
「ごめん…俺もお前も既婚者だって事を忘れちゃいけないって思ったんだ」
泣かせたい訳じゃない
「俺…チャンミン好きだよ
同性にこんな恋愛感情持ったのお前が初めてだしお前しかないと思う」
「だったら……」
チャンミンの弱々しい声に心が痛む
「チャンミン…俺とセックスしたら奥さんとセックス出来なくなるんじゃないかって思うんだよ」
「なにそれ…
ユノと出会ってない時から彼女を抱けない日なんてあった…ユノは関係ない」
チャンミンは憮然とした表情で話す
「違う…今までも奥さんを抱けない日はあったと思うよ
だけど俺とセックスしたらさ…身体が覚えちゃうだろ?
違う意味でお前は奥さんを抱けなくなるって言ってんだよ」
チャンミンを真っ直ぐ見つめて話す
「忘れちゃいけない…好きでもない相手と何故結婚しなきゃならなかったか」
今度はチャンミンが首を左右に振る
「ユノ…僕たちデート中なんだよ…酷いじゃん
そんなの考えたくない」
「わかってる」
俺がチャンミンの肩を掴んで向かい合うとチャンミンが吐露する
「そんなの嫌でもわかってる…わかってるからこそ今を楽しみたいし身体に刻んでおきたいんじゃん」
チャンミンは俺を視線から外さない
「好きな人とセックスしたい…」
「わかるよ…だけど実際セックスしちゃうのは…やっばりダメだ」
「ユノ…」
チャンミンは俺の名を呼びながら俺の頬に手を添える
「なんでそんな事言うの…」
チャンミンの頬に涙が伝う
俺はチャンミンをふんわりと抱きしめる
「俺はお前が大切だし…守ってやりたいって思う
だから今この感情に流されてセックスしてしまうのは…」
「ユノ…酷いよ」
「酷いよな…ごめん」
俺はチャンミンを力いっぱい抱き締めて頭を撫でる
「奥さんが気付いたらこれから先俺たちが遊びに行ったり出来なくなるよ
ほら…ライブも一緒に観に行きたいじゃん?」
「そうだけど」
「機嫌直して…」
俺は身体を少し離してチャンミンと視線を合わす
「ユノ…僕は諦められない」
チャンミンの言葉に俺は何も言わない
「そんな困った顔しないでよ」
「困ってんだよ」
俺の言葉にチャンミンは笑った
「俺がお前のこと好きなのは嘘偽りない気持ちだよ」
「だったらセックスしたってイイじゃん…」
ブツブツ言うチャンミンの顔を覗き込む
「今日…コテージ予約してるから行こう」
「せっかくの泊まりが台無しだよ」
残念な表情のチャンミンの肩を抱き車へと戻りコテージへ向かった






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