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Platonic Love~13.

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13.






「ユノさん…今日も残業なしですか!!」
「まぁな」
「うわ~…台風でも来るんじゃない?」
ほぼ残業してる俺が連日定時で帰る事にオフィスは騒然となる
「後頼むな」
俺は驚いてる連中の肩にポンポン手を置きながら笑顔でオフィスを後にした

車を走らせながら昨日を振り返る
「やっぱカフェはダメだな」
昨日のチャンミンを思い出して笑いながら運転する俺
対向車から俺を見たら気味悪いだろうな
俺は笑いを堪えながら昨日チャンミンと待ち合わせた場所へと向かった
「お…今日は早いね」
チャンミンがロータリーで立っているのが見える
立ってるだけでカッコ良い
今日は眼鏡かけててまた雰囲気が違うんだけど眼鏡姿のチャンミンもイイじゃん
行き交う女子たちがチャンミンをチラチラ見ながら歩いてるのを俺は信号待ちの車の中から眺める
チャンミンはそんな女子たちからの視線を気にすることもなく本を読んでいた
ふと視線を上げて周りを気にしている
何だろう…仕草が可愛い
信号が変わりロータリーへと入って行き軽くクラクションを鳴らす
あれ…気付かない
「チャンミン」
俺は運転席の窓を開けてチャンミンに声を掛けた
パッと顔を上げてキョロキョロとするチャンミン
チャンミンのすぐ目の前に車を停車したのに気付かないなんて…
「ここだよチャンミン」
外に出た俺とようやく視線が合った
「あれ…目の前じゃん」
チャンミンはかけてた眼鏡を外し目を丸くしながら歩いて来る
「そうだよ…目の前に停めたのにチャンミン気付かないから」
俺は笑いながらチャンミンの肩を抱くと顔を赤らめたチャンミンと視線が合ってドキっとする
「ユノ…顔が赤いよ」
「チャンミンが赤いって」
しばらく二人で押し問答して笑う
「何やってんだ俺ら」
俺が言うとチャンミンも「そうだね」と言って笑った
「まぁ…とにかく乗って」
「うん」
チャンミンを助手席に乗せると先ずは夕食を食べに向かう
「腹減ってるか?」
「まぁ…程よく空いてる」
「了解」
俺はそう返事をしてエンジンをかけ駐車場を出た
「で…何の本読んでたの?」
チャンミンが手に持ってる本をチラっと見て聞くとそっとカバンの中に閉まった
「なんだよ…教えてくれないの?」
「専門書だから…」
「へ~…どんなジャンル?」
チャンミンは首を横に振って笑うだけ
俺はそれ以上は聞かないでおく
昨日が鍋だったから今日は牛タンが美味しい店にする
駐車場に止めてビルの中へと入って行く
「ここ?」
チャンミンは目をキラキラさせて俺を見ている
俺は頷きチャンミンを店へエスコート
「本日は牛タンの店にしてみました」
「ユノって色んな店知ってるね~」
チャンミンはエスコートする俺を覗き込んで上目遣い
だから…この表情にドキっとするんだって
「ユノ?」
「ん?…あぁ」
ぼ~っと見つめる俺に声を掛ける
「入ろう」
「うん」
店へと入ると店員が俺たちに気付いて近付いてきた
「いらっしゃいませ」
「予約してたチョン・ユンホです」
店員は予約リストを確認すると俺とチャンミンを店の奥へと案内した
「コチラでございます」
個室に通されチャンミンは店内をキョロキョロ眺めながら座った
「メニューがお決まりになられましたらお呼び下さい」
店員は呼び出しベルを指差して説明すると扉を閉めた
「雰囲気良いお店だね」
前のめりでチャンミンは話す
「だろ?…そして安くて旨いんだよ」
「それは嬉しいな~」
「ご飯味噌汁お代わり自由だからな」
俺がそう言うと両手を突き上げ喜ぶチャンミン
「チャンミンのその反応…想像できた」
俺はそう言うと大笑いした
「ユノ…早く注文しようよ!!」
「わかったから」
笑いが止まらない俺だけど呼び出しベルを押して店員を呼んだ
「お待たせ致しました」
直ぐに店員が来て俺たちは牛タンセットを注文した
「昨日もめちゃくちゃ食べたけど今日も食べるのか?」
「え…当たり前じゃん」
めっちゃ素で返されてウケる俺
「昨日は昨日…今日は今日でしょ」
確かにそうだけどさ…
「チャンミン痩せてるから食べっぷりに驚く」
「僕はユノの品のある食べ方に驚く」
「それ…どう言う意味だよ」
俺はチャンミンの顔を目を見開きながらガン見する
「ガツガツしてなくてさ…ゆっくり食べる感じが好きなんだよね」
俺をジっと見つめるチャンミン
「だから…そんな顔で見んなよ」
「なんで…」
何でって……
「「惚れちゃいそうになるから」」
声がシンクロして目を合わせて大笑いする
「バレてた?」
「うん…言わせたかったから」
「なんだよ…誘導質問だったわけ?」
俺は笑いながらチャンミンに聞くと「そう」と言って悪い顔して笑ってる
俺は真面目な顔してチャンミンをジッと見つめた
«マジで惚れて取り返しつかなくなっても責任持てないよ?»
なんて言ったらヤバいよな
俺は何考えてんだ
「ユノ?」
何にも言わないでチャンミンを見てたから首を傾げながら俺の名を呼ぶ
「あ…ごめん」
「見惚れてた?」
「ん~…そんな感じ」
「そんな感じって…変な答えだね」
チャンミンは俺の様子を見ながらそう言って水をひと口飲んだ
コンコンと戸を叩く音
「お待たせいたしました」
扉が開き料理が運ばれる
匂いがたまらない
チャンミンの目は輝きまくり店員が去るのを今か今かと待っている
「ごゆっくりどうぞ」
そう言って扉を閉めた店員
「食べよう」
チャンミンに声をかけ食べ始めた
「うまーい!!」
チャンミンの雄叫びが部屋に響き渡り俺は笑う
分厚いタンを口いっぱい頬張りご飯も投入して口はパンパン
目を真ん丸にさせながらモグモグと口を動かすチャンミン
ほんと美味そうに食べるな~
「ユノ…見てないで食べなよ」
「そうだな」
チャンミンはあっという間に一杯目を食べ終わりお代わりを注文して食べている
俺は呆気にとられ笑うばかり
「お前といると楽しいよ」
モグモグ食べてるチャンミンに言うと胸をトントンしながら飲み込み
「僕はユノの数倍楽しい」
そう言って再び牛タンを口に運ぶチャンミンがまた可笑しくて笑う俺
「そうだチャンミン…映画の時間大丈夫か?」
俺は時計を見ながらチャンミンに聞く
「えっと…ちょっと移動しないとダメだしあと30分ぐらいかな」
「レイトショーだよな」
「うん」
食事が終われば今夜はレイトショー
どんな映画を観るのかチャンミンからは知らされていない
食べて直ぐホラーとか嫌なんだけど…
チャンミン意外と平気に観そうじゃん?
「なに?」
ジッと見てたようで声を掛けられて我に返る
「映画…楽しみだな」
「うん」
チャンミンはやんわり微笑んだんだけど
その表情が余りにも美しくて鳥肌が立った





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コメント

No title

デート♡

2016/11/23 (Wed) 09:40 | 723621mam #- | URL | 編集
牛タンww

美味しそう…あっこの願望かしら?
モウモウさんのベロ~ww
チャンミナ、よーく噛んでね!

ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

普通な二人もいい感じです♡
和んだぁww

2016/11/23 (Wed) 11:20 | まろり~な #la5PUrQg | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、こんばんは(^-^)/
PLANET~TVXQへようこそお越し下さいました♬
はい~
デートです♡
チャミはこのデートをどれだけ楽しみにしていた事でしょう
限られた時間の中で二人が寄り添い楽しむ姿を表現出来たらなって思ってます♬
723621mamさん
コメント下さり有難うございましたヽ(´▽`)ノ

2016/11/23 (Wed) 22:58 | あっこ・x・ #cM0BZOPY | URL | 編集
姉さまへ

姉さま、こんばんは(・∀・)
PLANET~TVXQへようこそお越し下さいました♬
牛タンですか?
もちろん美味しいです!!(笑)
食べに行きたいな~♬

普通で和んだでしょ?
疲れた精神を癒すこと出来たかな~…
一緒に過ごす事のできる時間を楽しむ二人♡
傍にいれる幸せを二人感じてま~っす♬
姉さま
コメント下さり有難うございました!!

2016/11/23 (Wed) 23:13 | あっこ・x・ #- | URL | 編集

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