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想定外…僕の初恋 2.

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2.






ユノヒョンと僕には微妙な距離があった
僕が作ってるんだろうけど…
可愛くないって思ってるんだろうなとずっと思ってたし
何で僕が練習生してるのかユノヒョンにしてみたら不思議だったんじゃないかと……
僕自身ずっと自問自答しながら通っていたんだ
きっとユノヒョンもそんな僕の心理状態を察していたんだと思う
だけどそんな僕を無理強いする事は無かったしいつも普通に接してた
決して柔らかい雰囲気ではないけどユノヒョンは事あるごとに居残りに誘ってきた
塾で断る僕に嫌な顔一つしない
でも表情変えず何も言わないのが返って僕には怖くて…
いつかメンバーから外れて欲しいと言わるんじゃないかって
そんなぎこちない関係のユノヒョンがあの日僕を信じてるって…一緒にデビューしようって…
僕はユノヒョンって人を勘違いしていたのかも…
あの目の色…初めてだった
「あんな表情するんだ…」
ベッドに寝っ転がり天井を見つめながら呟く
ユノヒョンの表情が頭から離れない
今日って日が僕には一つ目のターニングポイントだったのかも知れない

「おはようございます…」
結構早く来たつもりだったんだけど既にユノヒョンがストレッチをしていて驚いた
「おはよう」
身体を解しながら僕に声をかける
「早いじゃん…」
「はい…」
僕もストレッチを始める
いつも居残り出来ないから休日の今日早く来てこっそり練習するつもりだったのに…
ユノヒョンていつもこんなに早く来て練習始めてるのかな
「うっ…」
ユノヒョンが僕の背中を押しながら更に体重を乗せてきた
そんな事考えてストレッチしてたから意表を突かれた感じ
「硬いな…」
うめく僕なんてお構い無しにグイグイと体重をのせる
ダンスは柔軟性がないと怪我に繋がる
僕はまだダンスを始めて間もないし体が硬い
「すみません」
「謝ることはない…毎日欠かさずやって行けば大丈夫」
「はい…」
二人きりって初めてで緊張する
メンバーといる時はふざけあって笑いの耐えないユノヒョンだけど今は静まり返っていて…
温度差を感じずには居られない
僕との接点があまり無いことを知らされた格好
僕は俯き視界からユノヒョンを外し黙々とストレッチしていたら
あ……
曲が流れてきた
顔をあげるとユノヒョンがポーズを取って踊り始める所だった
キュッキュッと靴の音
僕はユノヒョンのダンスに圧倒されて立ち尽くす
メリハリのあるダンス
指先まで神経の行き届いたしなやかで艶のあるダンス
鏡に映るユノヒョンの隣に映るのはただ立ち尽くしている僕の姿
鏡越しにユノヒョンと視線があって僕は堪らなくなって視線を外す
「チャンミン…鏡は何の為にある?」
「え…」
「そんな俯いてちゃ何も確認できないだろ…
踊ってる時の表情とか一番綺麗に見える手脚の角度とか身体に覚えさせる為にはさ…
繰り返し鏡の前で踊って確認するんだ…何度も何度も」
「はい」
「そして身体全体で音を感じて…」
「はい…」
踊ってるユノヒョンは人を魅了する
ユノヒョンを見た人は目が離せなくなると思う
踊り終わったユノヒョンが僕を見つめる
「チャンミン踊ってみて」
「はい」
曲に合わせて必死に踊る
何度も止められ角度やステップのタイミングのダメ出しを受ける
あっという間に汗だくになりポタポタと汗が床に落ちていく
ユノヒョンは相変わらずとても厳しかった
相手にも厳しいけど何より自分に一番厳しい
だから誰も文句言わずに黙々と納得出来るまで繰り返し振付けの練習をしている
「ハァッ……ハァッ……」
膝に手をつき呼吸を整えている僕にユノヒョンがタオルを掛ける
「まだまだだ」
「ハイ……」
「目を逸らさず見てろ」
そう言ってユノヒョンは再び音楽を流し踊り始める
ダンスにも目を奪われるんだけど時折踊りながら僕を見つめるユノヒョンの視線に目が離せなくなる
艶が半端ない…
「え…」
僕をジッと見つめ男らしい仕草からウィンクするユノヒョンに僕は心奪われた
ドキドキと心臓が煩い
ユノヒョンは踊り終えると僕を見つめて言った
「チャンミン…お前はダンスにおいてはまだ原石でこれから幾らでも光輝けると思ってる
いいか…俺から目を逸らすな…盗める所があれば全て盗め」
「俺を見ろ」
僕を見つめる視線が真剣で言葉が出ずただ頷くしか出来なかった
「よし」
すれ違いざまに僕の頭をポンポンとしてフッと微笑んだ
「またやろうな」
そう言ってスタジオを出て行くユノヒョン
僕はユノヒョンの後ろ姿をいつまでも見続けた

「なにチャンミン…今日は早いじゃん」
メンバーがスタジオに入ってくる
その中にユノヒョンもいた
「おはようございます」
「おはよう」
ユノヒョンはいつものようにウォーミングアップをしながらメンバーと談笑している
僕はストレッチをしながらその様子をボーッと見ていた
今まで僕はユノヒョンの視線が恐怖だったからユノヒョンの視線ばかり気にしていたフシがある
大概は視線が合い緊張して固まってたんだけど…
もちろん他のメンバーを見てなかった訳じゃない
歌もダンスも上手くて凄いヒョンばっかり
僕だけ踊れない…
優しく接してくれるし一番年下の僕を弟みたいって可愛がってくれた
だけど僕はなかなか深く入れないでいた
「ユノってチャンミンにキツイよね」
聞いたことあるフレーズに僕は声の主をガン見する
メンバーの一人のヒョンが僕に話しかけてきた
「一番できてないから仕方ないです」
「口を開けばチャンミンだし…ちょっと妬いちゃうぐらいなんだけど」
そう言ってユノヒョンの傍に行くとスッとユノヒョンの腕に自分の腕を絡めるヒョン
ユノヒョンはそのヒョンに優しく微笑んで絡んだ腕を解きヒョンの肩を抱き寄せる
ユノヒョンは元々スキンシップが激しめらしくこんなの日常茶飯事
他のヒョンにも同じように肩を抱き寄せたり抱き合ったりしている
だけど…さっきのヒョンの時にはカラーが違うように映った
なんでだろう…
今まで気にも止めてなかったのに
僕は次第に二人をセットで見る事が多くなる
嬉しそうに…楽しそうに語らいじゃれ合うユノヒョンとヒョン
痛っ…
初めて心に痛みが走った





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2016/11/02 (Wed) 22:39 | # | | 編集
☆さまへ

☆さま、こんにちは( ゚▽゚)/
PLANET~TVXQへようこそお越し下さいましたm(_ _)m

そうです(笑)
傷を負いながら活字にしております
あっこMなのかしら?(笑)
ユノへの恋心と原石のチャミが磨きあげられ美しい宝石になっていく感じが書けたらな~☆*。
な~んて思ってます
書けたらね…
書けたら…
(T-T)
数年かかると思われますが☆さま…読んでね(T-T)
いや~しかし
☆さま!!語っていらっしゃいましたね~♬
楽しく読ませて頂きました(^-^)
☆さま
コメント下さり有難うございましたm(_ _)m

2016/11/04 (Fri) 16:10 | あっこ・x・ #cM0BZOPY | URL | 編集
No title

リアルもいいね。

2016/11/16 (Wed) 08:15 | 723621mam #- | URL | 編集
723621mamさんへ

723621mamさん、こんにちは(^-^)/
PLANET~TVXQへようこそお越し下さいました♬
リアルちっくも良いですか?
723621mamさん
あっこは見落しませんでしたよ?
リアル「も」いいね
リアル「も」
「も」
!!!!
「も」やでー!!
有難うございます!!(笑)
この一文字めっちゃ嬉しい~ヽ(´▽`)ノ
723621mamさん
コメント下さり有難うございました!!

2016/11/16 (Wed) 13:13 | あっこ・x・ #cM0BZOPY | URL | 編集

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