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Lily~番外編★キュヒョンの胸騒ぎ~3.

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~番外編★キュヒョンの胸騒ぎ~3.





前期が終わって長い夏休みに突入したんだけどさ…
チャンミンはバイトばっかしてるし俺は彼女と遊ぶ日々
「チャンミナ…今日もバイトかな」
久しぶりにチャンミンと遊びたくなってある夜電話したんだよ
そしたらスゲーひそひそ話すわけ
一人暮らしなチャンミンがヒソヒソなんておかしいじゃん?
翌朝もう一度電話したらさ…来てるって言うじゃん!!
チョン・ユンホが…
おいおい…高校生が何追っかけて来てんだよ…
「これはマズい」
思わず声に出してしまった
「どうしたの?」
隣で寝てた彼女が俺をマジマジと見つめている
「ん?…いや」
俺の歯切れの悪さに
「どうせチャンミンが絡んでるんでしょ~」
そう言ってシャワーを浴びにベッドから出て行った
別に拗ねてるわけじゃないぜ?
彼女は俺のチャンミン好きを理解してくれてるし
「親友がチャンミンなんて凄いね」
な~んて俺を一目置いてくれてんだ
俺は起き上がり腕組みをして一点を見つめる
状況は非常にマズい
なんてったってチョン・ユンホはチャンミンのタイプって言うじゃん
俺のチャンミナが奪われかねない
胸騒ぎ半端ねぇ
俺は自身の胸をおさえて落ち着けと言い聞かせる
偵察に行くしかないな…
俺はチャンミンのバイト先であるカフェへと向かった

「お…チャンミナ」
チャリを走らせカフェ近くの公園に差し掛かった時にベンチに座ってるチャンミン発見
俺はカフェに自転車を置くとチャンミンのいる公園へ向かった
チャンミンは気持ち良さそうに伸びをしている
最近つれないお前
無防備なチャンミンの唇にそっとキスをする
「ん…」
チャンミンは薄らと目を開ける
俺と目が合うと少し見開いて状況を把握するや否や
「なんて事してくれるんだよ」
って俺に言いやがった
なんて事してくれてるのはお前だチャンミナ!!
まさかチョン・ユンホにうつつ抜かしてんじゃねぇだろうな
「チャンミナ久しぶり」
「変なことしないでよキュヒョナ」
冷たい視線…
「そんな怒んなって…俺たちにとったら挨拶みたいなもんじゃん」
だからその冷たい視線やめろ…
「僕…そろそろ行かなきゃ」
そう言ってベンチから立ち上がり歩いて行くチャンミン
チャンミンの隣を歩いてたんだけどふと表情が強ばったのを感じてチャンミンの視線の先を見つめる
心臓がバクバクと音を立て始めた
カッコいいってのが遠くでもわかる
うわっ…
こっちに向かって歩いて来るじゃん!!
チャンミンを視界から外さずに歩く彼
俺の眼に狂いはない…
この子がチョン・ユンホだ
俺はすれ違いざまに顔をガン見する
「……」
これはマジでヤバい
「さっきの子…」
「え?」
「チョン・ユンホ?」
「うん」
ほらビンゴ
「それじゃキュヒョナ…終わったら連絡するから」
俺に手を振って別れようとするチャンミン
「暇だしさ…カフェで課題しながら待っとくわ」
「え~…今日は混んでるからな~」
「おい!!…常連客を無下にすると罰当たるぞ」
「はいはい」
カフェの扉を開けて入っていくチャンミンに続いて俺も入る
チョン・ユンホがいるんだ…
帰れるかっつーの!!
扉を開けてカフェへ入ると凄い混んでてビビった
それも女子ばっかじゃん
チャンミンがバイトに入ってる時間帯はチャンミン目当てでお客さんも多いんだけど
今日はいつにも増して混んでいた
マスターにアイスコーヒーを注文して俺はいつもの席に陣取り店内を見渡す
リサーチしていて気付いた
女子たちは落ち着きなくソワソワしている
「キャッ」
女子の一人が声を上げて隣の女子に指を差しながら話している
女子たちの視線の先を辿っていくと
またお前かチョン・ユンホ…
チョン・ユンホが入って来て店内は一気に色めきたつ
マスターとチャンミンと三人で言葉を交わしたと思ったらチャンミンはオーダーを取りに行く
ちょっと待て
お前は客じゃないのか?
「ねぇマスター」
外に出そうなマスターに声をかけて呼び止めた
「何だよキュヒョン」
「あの子…」
カウンターの中にいるチョン・ユンホを指差す
「ん?…ユノか?…男前だろ」
自慢げに話すマスター
「今日からバイトして貰うんだよ」
えぇー!!
「俺…休憩してくるわ」
俺の肩をポンポンと叩いてマスターは出て行った
おいおい…
バイトって…
ずっとチャンミンの家に居座るってことじゃないか!!
勉強どころじゃねぇ……
「お待たせしました…アイスコーヒーです」
そんなチョン・ユンホが俺の目の前にいるじゃんか
俺はチョン・ユンホから目を離さないで見てるとチョン・ユンホも俺を見てるじゃん
しかも好意的じゃない視線
お前…察知してんだな
ガチンコ勝負だチョン・ユンホ!!
俺は暫くチョン・ユンホを見てたんだけどチョン・ユンホが俺に何か話そうとするのを感じたんだ
俺はチョン・ユンホが話し出した瞬間に後ろにいたチャンミンに声をかける
必殺スルー
ガチンコ勝負してない俺ってちっちゃいヤツ
でもこれでお前をどう思ってるかより伝わったハズだ
目の前にいる自分を無視してチャンミンと話す俺をチョン・ユンホがジッと見つめてるのを感じる
俺はチャンミンとの話が終わるとチョン・ユンホを見た
「チャンミン困らせるのやめてくれないかな」
俺の言葉をジッと聞いている
「早くお家帰りなよ」
チョン・ユンホは表情一つ変えず黙って聞いているだけ
「お前~言い過ぎ」
帰ってきたマスターからたしなめられる
だってマスター…コイツ本気でチャンミナ狙ってるんだ
でもさ
チャンミナの話聞いてたら手を出す事はないんだぜ?
それだったら夢見させない方がコイツの為じゃん
「俺に任せろ」
使命感にあふれる俺
「マスター…高校生雇うんなら俺バイトさせてよ」
マスターに声をかけると直ぐに却下された
理由は知ってる
マスターの好みな顔じゃないから
クソっ
俺はジリジリしながら二人の様子を見て過ごした

「お疲れ~…掃除して帰るぞ」
マスターの声に俺は腕を突き上げ伸びをする
「今日はあっという間だったな」
はぁ?…俺には超絶長かった
時々チョン・ユンホがチャンミンの耳元で話すんだけど……
触れてんじゃねーか!!
少し照れてるチャンミンをガン見するチョン・ユンホ
正直俺は二人に嫉妬した
「なぁ…チョン・ユンホはお前ん家に帰るのか?」
掃除をしているチャンミンに声をかける
「チョン君は暫くマスターのお家でお世話になるから」
「なぁ…それってお前が頼んだのか?」
チャンミンはうんと頷く
「生徒と教師が一つ屋根の下はマズいじゃん」
おぉ…ナイスな思考だチャンミナ
お前がそこに拘ってる以上進展は有り得ない
嬉しすぎる
「チャンミナ~…ゲーム楽しもうぜ」
チャンミンの肩を抱き寄せて顔を覗く
「そうだね」って言うチャンミンの表情は悲しそうだった
「じゃあお疲れさん」
マスターはそう言うとバイクにチョン・ユンホを後ろに乗っけて帰って行った
走り去るバイクをジッと見つめていたチャンミン
「なぁ…どうした?」
「え?」
どっちみちお前はチョン・ユンホに手は出せないんだ
踏ん切り付けきれないチャンミンに苛立ってきた俺…
仕方ないなチャンミナ
俺…狼になってやるから踏ん切りつけろよ
「お邪魔しま~す」
チャンミンの家に着いて部屋へと入る
チャンミンの家なのに俺はチョン・ユンホを感じた
忘れさせてやる
俺はチャンミナを抱きしめた





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