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Pitfall-39.

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39.







タクシーから降りユノのマンションを見上げる
きっと最後になる
軽く息を吐きエントランスに入った僕は部屋番号を押す
ドアは静かに開いた
久しぶりに会う
想いをぶつけ合い一つになったあの日以来だ
静かに上昇していくエレベーターで聴こえてくるのは自身の鼓動だけ
会えなくなる事のショック
ユノには何も言わずに去ろう
突然いなくなる方がお互いにとって良い
ユノはこんな僕に見切りをつけると思うし…
始めは辛いかも知れないけど時が解決してくれる
「ハァ…」
会いたくて来たのに溜め息をつきながらエレベーターから降りてユノの部屋まで歩いて行く
部屋に着くまでの廊下がとても長く感じた
インターホンを鳴らそうと手をかけた時彼女の顔が浮かんだ
ハッとして僕は一歩後ずさる
もしかするとユノに迷惑がかかるのではないか…
これ以上彼女を刺激しちゃいけない
僕の身勝手な欲の赴くまま来てしまったけど…ダメなんじゃないか…
また一歩後ずさり玄関から離れエレベーターへ向かおうとした時にガチャリとドアが開いた
僕を見つめるユノ
「ごめん…やっぱり」
そう言う僕をユノは無言で玄関へと引っ張りドアを閉めた
僕を欲する眼でジッと見つめられて僕の鼓動は跳ね上がり身体が熱くなる
「ごめんって何だよ」
「……」
僕は腕を解こうともがく
「言えよ」
「彼女の顔が浮かんだんだ…」
弱々しくそう呟くと涙が自然と溢れ出て目に溜まっていく
「でも今日はユノに会いたくて…触れたくて…触れて欲しくて…」
「うん」
「許されない…いけないって分かってるのに」
涙がスーッと頬を伝って零れ落ちる
ドンと身体を壁に押し付けられ唇を塞がれた
「んっ…」
苦しくて吐息が漏れる
僕の唇からユノの唇が離れていく
「お前…何言ってんの?」
頬を伝う涙をユノが拭う
「誰に止められても俺たちは求め合う」
グッと顎を持ち上げられ僕の唇は誘うかのように半開きになっている
「俺たちの間に誰も入ることは出来ないよ」

「奥さんでもね」

再び僕の唇を塞ぎユノの舌が絡み付いてきた
角度を変えながらより深い口付けをしてくるユノを必死で受け止める
ユノ…だけど無理なんだ
僕たちは今日で終わる
ユノは僕の頬に手を添えてジッと見つめる
「俺が欲しくて電話くれたんだろ?」
「……」
「素直になれよ」
そう言うと僕をベッドルームへ連れて行き部屋に入るとギュッと僕を抱きしめた
「脱いで…」
耳元で囁くユノ
「お前は何しに来たの?」
「……」
僕はネクタイを解きカッターシャツのボタン一つ一つ外していく
ボタンを外す僕の指にユノが指を絡めてきた
僕はボタンからユノに視線を移す
フッと微笑むユノ
ボタンを外し終わるとユノがシャツに手を掛けて脱がした
パサりと床に落ちる僕のシャツ
ユノも着ていた服を脱いでお互い上半身裸の状態
「チャンミン…」
ユノが僕をふんわり抱きしめた
温かい…
ユノの肌の温もりを直接感じる
「チャンミン…気持ちに素直になればラクになるから」
僕はユノの背中に腕を回し抱きしめる
「そう…そんな感じ」
ユノが囁きながら僕の頭を撫でる
「恥ずかしいんだけど」
「今更何言ってんだよ」
ユノはそう言うと僕の唇を優しく塞いだ
僕とユノ…キスをしながらベッドへと沈む
下からユノの引き締まった身体を見惚れながら眺めていたら
「そんな見んなよ」
ユノは微笑み身体をグッと近づけてきた
「会いたかった?」
「今日は…抑えられなかった」
「それは嬉しいね」
そう言うと僕の首に顔を埋め一つ…また一つとキスマークを付けていく
「そんな付けたら……」
「彼女とはヤってないんだろ?」
「……」
「大丈夫じゃん」
「ぁ……」
胸の尖りを指で摘まれ僕は吐息を漏らす
「チャンミン…声がエロい」
「気持ちいいから…」
ユノは僕をビックリした表情で見つめている
「な……なに」
「素直だなと…」
恥ずかしくて身体が熱くなってきたのを感じる
「可愛いな」
そう言いながら僕の身体に舌を這わす
時々胸の尖りを口に含み舌で転がし…その度に僕からは吐息が漏れた
「なぁ…飲んできたのか?」
「なっ…なんで」
「酒の匂いもするんだけど~」
ユノは僕の下半身で主張しているモノを触り
「ココが凄いからさ」
そう言ってギュッと掴んで上下させる
「ユっ…ユノ」
僕の声にユノは笑う
「安心しろ…まだイかせないよ」
「全然してないから直ぐイキそうで…」
僕の言葉にユノの動きが止まる
「なに…今日のお前…可愛すぎるんだけど!!」
ギューッと僕を抱きしめて首筋にキスマークをつけた
「首はヤバいって…」
「もう付けちゃったしな…隠すか見せつけるかチャンミンの好きにして」
ふと彼女を思い出す
見せつけるなんて…薄々気付いてる彼女がどんな行動を起こすか…
僕の表情が変わったのをユノはキャッチする
「なぁ…何かあったのか?」
「え……」
ユノは僕をマジマジと見つめる
「チャンミンから会いたいなんてさ…アレ?って思うじゃん」
目にかかった前髪を掻き分けて視線を絡ませて僕の様子を見ている
「何も…僕の身体が限界だったのかな」
「それだけ?…他にない?」
「……」
「身体が限界ね~…」
何か考えている素振りをしたユノは僕の頬を撫でながら話す
「チャンミン…俺は騙せないよ」
そう言ってユノは唇が触れそうな距離まで顔を近付けた
「でも……俺の限界がきた」
ユノの指が頬から首筋へ…そして胸へと滑らせる
唇にキスをしてやんわり微笑むと指を胸から僕のズボンに移動させてバックルを外し始めた
ズルズルとズボンを下げて反り立ち主張しているモノを掴みゆっくり上下に動かす
「ああ~…」
直ぐに先端から透明な液が溢れ出る
「スゲー感度だな」
上下される度に粘着質な音が耳に響いてくる
「ヤバい…ちょっと離して…」
ユノは僕の声に反応して扱くのをやめる
僕は身体を起こし膝立ちしているユノと向かい合わせになるとユノのズボンを下ろした
唾を飲み込んでユノのモノを見つめる
そっと握るとユノから甘い吐息が漏れた
僕は口を大きく開けてユノのモノを口に含み音を立ててしゃぶり始める
「あぁ~…チャンミン…」
ユノの吐息混じりの声に僕は興奮が収まらない
「んんっ…」
僕も声を漏らしながら舌を絡ませしゃぶり顔を動かす
しばらくすると
「もう…イイから…」
ユノが僕の頭を撫でながら声をかける
僕は口に含むのを止めてユノを見つめた
「ありがとうチャンミン」
ユノは僕を力いっぱい抱き締めた
「ユノ…」
僕はユノの真っ直ぐな瞳をジッと見つめる
「なぁ…やっぱ何かあったんだろ!?」
「……」
「チャンミン?」
「仕事でちょっと…色々あって…」
俯く手前で顎を持ち上げられ止められた
「逸らすなよ…俺の目を見ろ」
ゆっくりとユノと視線を合わせる
今日の異動を告げられた光景がフラッシュバックする
「チャンミン……大丈夫なのか?」
「有難う…大丈夫」
僕は微笑んでみせるとユノは眉間にシワを寄せた
「大丈夫には見えないんだけど」
「大丈夫だって…」
僕はもう一度微笑んで見せる
ユノは目を見開いてポツリと呟いた
「俺じゃダメか?」
「え…」
「俺はお前の力になりたい」

「何があったんだよ」

長い沈黙のあと僕は大きく深呼吸して話し始めた
「仕事でね…大きなミスをしちゃって…全て僕の責任なんだ
でも…もう大丈夫…解決したから」
ユノの目を見つめながら話す
「ユノに慰めて欲しくて…思わず連絡しちゃって…ごめん…失礼だよね…こんな事で…ごめん」
僕の話を聞いていたユノは
「チャンミン…やっぱりお前…おかしい」
ユノはそう言うと僕をさっきより強く抱きしめた
「お前を慰められるのは俺だけだ」
ユノの鼓動を感じて涙が溢れる
「そうだろ…!?」
身体を離し「…ん?」って表情をして覗き込む
僕は黙って頷く
ユノは僕をベッドに組み敷いてジッと見つめるとユノを受け入れる場所を解し始めた





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